優しすぎる玉森裕太(Kis-My-Ft2)に心配の声!「祈りのカルテ」第1話ネタバレと第2話予告

2022年10月09日09時28分ドラマ
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研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)が一人の患者の心を恐れから解き放った!「コードブルー」の騒動も話題に!2022年10月15日(土)よる10時日本テレビ新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」第2話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第1話が10月8日に放送された。テンポよく進んだ第1話で話題となったのは、諏訪野の優しすぎる涙と、病院に響き渡る「コードブルー」の掛け声だった。初回視聴率は連休明けに発表となるが、期待の持てる第1話となった。

第1話で研修医の諏訪野良太はまずは精神科の研修を行った。そこの指導医・立石聡美(松雪泰子)はタロットカード好きだ。諏訪野が来る早々に引いたタロットのカードは「愚者」。「愚者?」と聞かれて戸惑う諏訪野に、早速、担当患者を割り振る。その女性は2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返している山野瑠香(仁村紗和)だ。聡美が下している診断は境界性パーソナリティ障害だが、左手についているたばこのやけどの跡が気になる諏訪野は瑠香にどんだけ疎まれてもその謎に迫る。そして、瑠香が救急車で運ばれてきた際に、実は薬を飲んではいなかったことや入院するのは夫だった岡部彰(ねりお弘晃)から逃れるため、そして退院するのが毎月5日なのは生活保護費の支払われる日であり、彰がその日だけ優しいからだとカルテから見抜いた。

諏訪野のように丁寧に診断してくれる医師のやさしさに感動する視聴者も多かったが、「医師があれほど一人の患者に肩入れしていては身が持たない」と、聡美の心配に同感する視聴者も多かった。

第1話では病院に「コードブルー」の放送が流れると、医師や看護師たちがなにを置いても走ってゆく様子が描かれていた。それは緊急の患者がでた場合に近くにいる医師に対応と求めるもので、多くの視聴者は「え?」と驚いたが、医療関係者からは「わかる、わかる」という声もあがっていた。原作の知念実希人は現役の医師であり、登場するシーンはかなり真実に近いものと思われる。

10月15日に放送される第2話は、裕也(矢本悠馬)の父・冴木(椎名桔平)が指導医をしている外科だ。長時間の手術、焼き肉、長時間の手術、ステーキ、長時間の手術…という外科特有のループを経験する。そして担当となった患者は突然、手術を辞めると言い出す。そして勝手にカルテを見始めてしまう。諏訪野はどう対応するのか?

■前回:第1話ネタバレあらすじ
研修医・諏訪野良太(玉森裕太)は、当直で急患の対応を終え、仮眠をとろうと研修医室に行くも、親友で同期の冴木裕也(矢本悠馬)らが騒がしく、大事にとっておいた魚肉ソーセージもみんなに食べられてしまった。曽根田みどり(池田エライザ)は“白衣を着たらベテランも研修医も関係ない”と意識が高い。

研修医たちは、2年間の初期研修で、約1か月ごとに様々な科を回り、将来進む道を決める。諏訪野の新たな研修先は精神科だ。指導医の立石聡美(松雪泰子)は真剣な顔つきでタロットカードと向き合っている。

「精神科の診察は患者さんの話を聞くことから始まる」という立石から、諏訪野はさっそく担当患者を任される。山野瑠香(仁村紗和)、25歳。「睡眠薬をいっぱい飲んだ」と自ら119番通報して搬送されてきた。右腕にはリストカット痕、左腕にはタバコのやけどの痕が。2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返しているらしい。諏訪野は瑠香から話を聞こうとするが、瑠香は何も答えない。

医局に戻った諏訪野は、瑠香の初診からのカルテを見返す。――瑠香は21歳の時、働いていたキャバクラで知り合った岡部彰と結婚したが、岡部を強く束縛してケンカが頻発すると自傷行為を繰り返すようになり、2年前に離婚した。以後、睡眠薬の過量服薬が始まった。現在は生活保護を受給。立石が診断した病名は、境界性パーソナリティ障害だ。

しかし、カルテを見ていた諏訪野は、瑠香の左腕のやけどの痕が、ある文字になっていることに気付いた。それはカタカナで「アキラ」と読める。離婚した岡部彰(ねりお弘晃)の名前だ。瑠香に聞いてみると「それがいけないのか?」といい、5日には退院するという。

同期のみどりは四十住沙智(豊嶋花)に手を焼いていた。担当の患者だが、医療を放棄していて誰のいうことも聞かない。そんな沙智が瑠香に「病院ってどんなところ」と聞くと「ただで入院させてくれるところ」という。生活保護を受けている瑠香は医療費負担がないのだ。

諏訪野は食事をとらない瑠香に「何か食べないといけない」といって、プリンを渡す。左手にスプーンをもって「美味しい」という瑠香。少しずつ瑠香の心をほぐしていったところ、館内に「コードブルー」の放送が流れた。諏訪野は「患者が急変した」といってあわてて瑠香の前から走り去った。「コードブルー」の放送が流れると、手の空いている医師や看護師はその場に集合して対応しなければならない。特に研修医は最前にいかなくてはいけないので、諏訪野もあわてていた。

瑠香の心がまた閉ざされた。諏訪野は瑠香が左利きな事、退院する日は決まって5日なこど、瑠香が言った「優しいあの人に会いたい」と言っていたことを考えながら再度カルテを見る。そして血液検査の追加依頼を出した。その結果は血液からは薬の成分は発見されていなかった。

翌日、立石も立ち合いのもと、瑠香に話をする。諏訪野は元夫である「アキラ」が瑠香にDVを働いていること、生活保護の金をかすめ取る時だけ優しい事、そのためアキラを避けるために入院していたことを言い当てた。事実を知られて怒った瑠香は出て行った。

みどりは「やらかしちゃったんだって?」と言われる。病院内では研修医のミスはすぐに拡散するという。そこへ当直の裕也から連絡が入る。瑠香がまた救急搬送されてきたというのだ。急いで駆けつけると、顔などにけがをしている。警察も一緒だ。諏訪野が話していたことは事実で、彰に会う前に警察に連絡していたのだ。案の定、もう別れたいという瑠香に激しい暴力を彰は振るったのだ。諏訪野からの言葉で瑠香は一歩踏み出した。そこにまた「コードブルー」の放送が入ったが、諏訪野は瑠香の前から離れなかった。

そして1ヶ月が過ぎ、諏訪野は精神科を離れて外科へ移ってゆく。みどりは診療科を離れても沙智のことは見つめ続けると決意していた。

■第2話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)の次の研修先は外科だ。外科特有のループにぐったりする諏訪野だったが、院内の誰もが一目置く優秀な外科医である指導医・冴木(椎名桔平)に必死についていく。

諏訪野と冴木は、胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三(伊武雅刀)に手術の説明をする。冴木が「内視鏡だけで完治する」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵し、再来週には80歳になる近藤も内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる。そのまま入院することになった近藤のベッドは、同じく癌を患っているらしい若宮悟志(前原滉)の隣になった。

翌日、諏訪野が病室を訪れると近藤の姿はない。近藤が思い詰めた表情で戻ってきて、突然……「手術をやめる」と言い出した。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は一言、「これは癌じゃないからです」――。

諏訪野は外科のカンファレンスで、近藤が手術を拒否していることを報告。外科部長らはなんらかの処置を諏訪野に求める。答えに窮する諏訪野だったが、冴木のフォローによってカンファレンスを乗り切るのだった。

そんな中、みどり(池田エライザ)は、病院をうろつく沙智さち(豊嶋花)の様子が気になる。何をしているか問いただすと、沙智は「何人死んだかを数えている」と言い放つ。そんな沙智に、みどりは――。

そしてその夜、近藤と若宮は外科のスタッフステーションに忍び込み、こっそりパソコンを操作し始めて――。

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YUほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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