フィギュア・グランプリシリーズ第4戦「イギリス大会」終了!三原舞依は念願のGPシリーズ初金メダル!

2022年11月14日09時29分スポーツ
@テレビ朝日

11月11日よりフィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦「イギリス大会」が開始され、すべての競技を終えた。女子の三原舞依はショートに続き、フリーでも首位となり念願の表彰台を勝ち取った!関連動画がテレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイトに公開されている。



6カ国を転戦するGPシリーズの成績上位6名のみが「GPファイナル」に進出し世界一の座を争うグランプリシリーズの第4戦、イギリス大会が現地時間11月11日から開催された。3日目に女子フリーが行われ、ショートで首位にたっていた三原舞依が1位を獲得した。

2日目のショートを終えて、1位に日本の三原舞依、2位にアメリカの新星、イザボー・レビト、3位にジョージアのクバノワの順だった。三原舞依はこれまで四大陸選手権を2度制覇するなど実力は十分なのだが、グランプリシリーズでは4位が7回と結果を残せていなかった。さらに北京オリンピック出場をかけた全日本でも4位となり、オリンピック出場を果たせずにいた。コーチを務める中野園子からも「4位でいいのか?」と言われ、直前には「集中力の天才」と言われて激励されてフリーの演技に臨んだという。

バレエ音楽の「恋は魔術師」の音楽がかかると、それまでの緊張がなかったかのように次々とジャンプやスピンを決めてゆく。冒頭の2回転半、3回転ルッツ+3回転トーループ、3回転サルコウ、3回転フリップ、後半になっても2回転半+3回転トーループ、3回転ルッツ+2回転トーループ+2回転ループ、3回転ループと着氷した。2つのジャンプに軽微な回転不足があったものの大きな乱れはなく、スピン、ステップもレベルを確実にとって145.20と自己ベストを更新した。

2位に入ったイザボー・レビトは15歳。ジャンプは1つ堪える程度で、ほぼノーミスで決めて、初戦のアメリカ大会に続き2位に入り、現在のポイントランキングでは1位となっている。3位に入ったジョージアのクバノワはノーミスの演技をみせガッツポーズで演技を終えた。

第4戦までが終了し、男子の三浦佳生は初戦、第2戦で続けて2位をとり、ファイナルへの出場を決めた。11月18日から実施される第5戦、NHK杯は日本勢からは宇野昌磨、友野一希、山本草太、坂本花織、渡辺倫果、住吉りをんと1戦目でメダルを獲得している選手が出場し、表彰台を競うこととなる。

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