ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」第2話 リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュの中で廃世子は誰か…考察開始！ネタバレ

韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史（コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密）」第2話が3月21日韓国SBSで放送された。第2話ではシン・イェウォンと3士人（リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ）の胸キュンシーンがSNSで話題になり、3人の誰が廃世孫なのかという考察も始まっている。この回の視聴率は初回より少し数字を落して視聴率はニールセンコリア全国3.8％、首都圏4％だった。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。

「コッソンビ二花院の秘密」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考：時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。



■キャスト
⇒押さえておくべきキャスト紹介
⇒シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ（タノ）役：シン・イェウン
カン・サン役：リョウン
キム・シヨル役：カン・フン
チョン・ユハ役：チョン・ゴンジュ
　ほか

■第2話ネタバレあらすじ
キム・シヨル（カン・フン）、チョン・ユハ（チョン・ゴンジュ）役人チャン・テファ判官（オ・マンソク）たちが反逆者を捜して二花院にやって来る。8年前にソルと会っているソンギル（イ・ジュンヒョク）は、二花院で過ごす男たちの中にソルはいないというが、チャン判官は彼らに号牌を見せるように伝える。ユハ（チョン・ゴンジュ）、サン（リョウン）、シヨル（カン・フン）の3人はいずれも由緒ある家柄のワケありの者だった。
※号牌（ホペ）：身分証明書（詳細は朝鮮王朝豆知識「◆号牌」で。

実は8年前、元尚膳（内官）だったソンギルは廃位され5年間行方をくらましていたイ・ソルをおびき出し、朝鮮最高の精鋭武士六人会が殺害を目論んでいた。だが、黒笠の男（番人）が現れ、ソル殺害に失敗。その時に六人会の一員でチャン判官の息子ヒョヌが黒笠の男に殺害され、遅れてやってきたチャン判官（オ・マンソク）自身も頬に傷を負ったのだった。

父親の借金返済を催促に来た男たちが富営閣から来たと聞いたダノ（シン・イェウン）は、ファリョン（ハン・チェア）に会いに行く。実際には富営閣ではなくチャン判官から借りたお金だと聞かされたダノは、チャン判官を訪ねて父の筆跡の借用書を確認する。チャン判官の長男とダノの長姉とは婚約していたが、姉が病を理由に二花院に閉じこもったため、事実上姻戚関係は成立しないと言われる。

そんな中、宮廷ではパク貴人が男児を出産する。王イ・チャン（ヒョヌ）は男児を授かれないと言われた占い師の言葉が脳裏をよぎる。

一方、ダノに付きまとうオン生員から、借金の馬蹄銀100両の肩代わりをしてやるから結婚しようという縁談が持ち込まれる。一瞬心が動いたダノだが、公衆の面前でキッパリを縁談を断る。
※四柱単子（サジュタンジャ）：ここでは正式な縁談と訳しているが、見合いの時に用意する釣書のようなもの。詳細は「カンテク」豆知識で。　※生員（センウォン）：科挙の受験資格のある者、士人と同じ。※水正果（スジョンガ）：煎じた生姜が入った飲み物。

そこでダノは、「大金を返せないのならそれ以上に価値あるものを渡すしかない」と、ファリョンから言われた言葉を思い出し、調査する。チャン判官と同行していた男が元内官だと分かり、捜している反逆者が廃位された世孫だと察する。

誕生した王子を抱く王イ・チャンは、ソルが急に都に現れたのが自分から王位を奪うためだろ考え、一日も早くソルを見つけるようシン・ウォノ（アン・ネサン）に命じる。

カン・サン（リョウン）ダノを諦められないオン生員は、奪略婚しようと手下を連れて二花院に向かう。だが、途中で遭遇したサンにコテンパンにやられて、二度とダノに付きまとわないという手紙を送る。手紙を受け取ったダノは、きっとサンが懲らしめてくれたのだろうと察し、サンに確認するがごまかされてしまう。

ユハは、ダノの窮地を救うために実家の異母兄に借金を頼むものの、ケンモホロロに断られる。せめて利子の足しにと手持ちの金を渡そうとするが、ダノはそれを受け取らず、必ず二花院を守ると約束する。そんなユハが実家に行くと言って向かった先はある集まりだった。

そんなか、ついにサンの武科試験の日。ダノは合格を祈ってゲン担ぎの飴を渡す。サンは馬術で手綱が切れるというアクシデントもあったが、全ての実技試験で優秀な結果を残す。
※食べたらベタベタ歯に付くぐらい「粘り強い」ということから韓国飴は合格のゲン担ぎとされている。

チャン判官の家に向かったダノは、自分がイ･ソルを見つけてみせると宣言する。その様子を、ダノを心配して尾行してきたサンが聞いていた。

■見どころ、視聴率
今回分かった3士人のプロフィール。ユハは大司憲だったチョン・ユン大監の庶子、サンは堤川県監カン・ギガプ一族の者、シヨルはキム・ホンイク大監の14人目か15人目の庶子。

どうやらこの3人の中の誰かが廃世孫イ・ソルと考えられるが、そんな匂わせもあった。
まず最も怪しいサン。最近になって都にやってきた。8年間に黒笠の男（番人）に助けられるが何人も殺されるのも目撃している。前回の彼のセリフ「斬らずに勝てる世界を見つけたい」があの日のことを振り返っていったのか？。
ダノの回想シーンの中でユハが桜の花びらの絨毯に倒れ込む姿が美しかったユハ。父の隠し子だと突然連れて実家に連れてこられたらしい。『三韓秘記』を学ぶ集まりで“玉塵（美しいちり）”であるイ・ソルに言及している。廃世孫を擁立しようという仲間たちなのか？
シヨル。今のところもっとも縁遠いようにも思えるが、ダノを驚かせたときに連れていた犬の名前がボクシル。これは15年前にダノが飼っていた犬の名前と同じ。シヨルがあの時の少年？

また、王子誕生の夜、シン・ウォノはパク貴人付のユン尚宮が案内する籠とすれ違った時に、赤ん坊の声を聞いている。そしてユン尚宮はその後、病を理由に宮殿を出ている。前回、出産時にパク貴人がユン尚宮に耳打ちした言葉と何か関係しているのか？
また、妓生たちが二花院にやって来て離れに行ったとき、破れた障子から覗いていた目は誰か？チャン判官の言葉と合わせると、これがダノの姉なのか？

一方、今回もリョウンのツンデレが気になる。二花院の玄関の看板を直すときに背の届かないダノの肩に手をまわして看板の位置を直してやり、「泣いたのか？」と顔を覗き込んだ後の「泣くな…不細工だ」の台詞。次はどんな胸キュンがあるのか？

第3話は27日（月）放送、配信予定だ。第3話予告。

◇Youtube予告動画
◇韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト

【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】