「どうする家康」松本潤が魅せた!信長討伐、天下取り宣言でSNS大荒れ!第26話ネタバレと第27話予告

2023年07月10日08時00分ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)7月9日に放送された第26話「ぶらり富士遊覧」“家康”松本潤(嵐)の天下取り宣言にSNSが荒れた!7月16日放送の第27話「安土城の決闘」黒幕は家康?迫る本能寺の変、戦乱の世は新たなステージへ。 NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



7月9日放送の第26話では、ついに織田・徳川連合軍が武田勝頼(眞栄田郷敦)を倒し、これにより武田家が滅亡した。瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)を失って2年、信長に従わぬ者は冷酷に殺し、勝頼討伐の華を信長に持たせた家康。家康の変貌ぶりに家臣団が困惑する中、決行された信長(岡田准一)の富士遊覧で、家康が道化となり渾身のえびすくいを披露した。辛酸を嘗める家臣たちの不満が頂点に達した時、家康は顔色ひとつ変えず“信長を殺し天下を取る”と宣言し、家臣団に衝撃が走るという展開で終了した。

これまで泣き虫で弱虫だった家康から、腹に一物抱える人物に変貌を遂げた。家康のあだ名である“タヌキ親父”の片鱗を見せた松本潤の演技に、Twitterでは「殿が目覚めたわ!!」「鳥肌立った」「天下をとる宣言きたー!」などコメントが殺到。さらに「本能寺まであと46日」と字幕が出ると「カウントダウンが始まった!」と多くの視聴者が反応した。Twitterのトレンドには1位を獲得した「どうする家康」と共に「本能寺の変」「家康黒幕説」などのワードがランクインするほど大荒れし、今後の展開に視聴者の注目が集まった。

そして7月16日放送の第27話では、家康が信長から安土城に招かれ、供応役の明智光秀(酒向芳)が腐った魚を家康に提供する場面が描かれる。本当に腐っていたのか、それとも家康の罠なのか。真実は定かではないが、これがきっかけで光秀は信長から折檻され、恨みを持った光秀が信長を討つ決心をしたと言われる本能寺の変。家康黒幕説が有力となるか、化けた家康の動向から目が離せない。

■今後の見どころシーンを公式サイトで大公開中!
本能寺の変へカウントダウンが始まった第27話だが、番組公式サイトでは『「どうする家康」本能寺の変~天下人の遺志を継ぐ者~』と題し、今後の見どころをぎゅっと詰め込んだ2分間の動画が公開されている。語り手は、信長と家康を父に持つ五徳役を演じている久保史緒里が担当。動画の中では、炎に包まれる本能寺や、最期の時を迎える信長、そして伊賀越えの途中で襲われる家康一行の様子など盛り沢山の内容になっている。

そして、表題にもある“天下人の遺志を継ぐ者”として、秀吉と家康の全面対決となる小牧・長久手の戦いのシーンもいち早く公開。そこには秀吉10万の大軍に対し、最強・武田軍にならった徳川軍の赤備えや、三河一向一揆から家臣団を離脱していた松山ケンイチ演じる本多正信も登場している。物語もいよいよ後半戦。戦国時代の中でも最も盛り上がりを見せる本能寺の変から豊臣秀吉の天下、そして家康が300年余り続く徳川幕府を開くまでの怒涛の展開が待っている。

■前回(第26話)ネタバレあらすじ
天正9年(1581年)の春、徳川軍は籠城する武田軍に対し兵糧攻めを行っていた。城を守る岡部元信(田中美央)は武田勝頼の援軍もないことから降伏を決意。しかし、家康は信長からの命により降伏は受け入れず、これに本多忠勝(山田裕貴)は「無益な殺生」と異を唱えた。だが家康は、兵が死ねば武田勝頼への信頼が失われ内部崩壊を望めると言って、冷酷にも皆殺しを命じた。瀬名と信康を失ってから家康は変わってしまった。家臣の多くは仕方ないと考えていたが、忠勝と榊原康政(杉野遥亮)は腑抜けになったと批判的な態度を取る。

天正10年(1582年)2月、織田・徳川連合軍は勝頼との最終決戦に備え甲斐へ侵攻した。先に織田軍は信長の嫡男・信忠が信濃から、徳川は駿河から甲斐へ入る。武田軍は裏切りが相次ぎ、家康が甲斐に入ったときに本拠地は跡形もなく破壊され、唯一残ったお堂には穴山梅雪(田辺誠一)が待ち構えていた。その頃、追い込まれた勝頼は、残った40人ほどの手勢と共に織田軍に挑み、無念の最期を迎えた。勝頼戦死の知らせを受けた家康は、勝頼を討ち損じて無念がる家臣の前で、信忠が功を上げられて良かったと言って手を合わせた。

どこまでも信長にへりくだる家康に対し、家臣たちからは不満の声が持ち上がる。そんな中、家康は勝利を祝うため信長の本陣を訪れた。家康の前に勝頼の首が運び込まれ、明智光秀から蹴るなり殴るなり好きにするよう言われても、家康は顔色を変えず「恨みはない」と答える。信長に「別の誰かを恨んでおるのか?」と聞かれても「何のことでございましょう。」ととぼけて見せた。信長が苦笑していると、石川数正(松重豊)が割って入り、安土に帰る道中、富士の絶景を堪能して欲しいと提案。この時、家康の命で、酒井忠次や於愛(広瀬アリス)らが茶郎次郎四郎(中村勘九郎)の助けを借りて信長を接待する計画を進めていた。

しかし、信長の気まぐれにより家康たちは翻弄されることになる。せっかく準備した信玄の隠し湯にも関心を示さず、旅程がどんどん前倒しになっていく中、忠勝と康政の不満は爆発。すると於愛が「殿がどんなお気持ちでおもてなしをしているのか。お前たちにわかるのか。」と激怒し、忠次も「深いお考えがおありなのだと私は信じておる」ととりなした。そんな中、開かれた宴の席で、信長に喜んでもらうために家康はえびすくいを披露する。

すっかり家康のおもてなしに満足した信長は、富士の裾野でお茶を飲みながら「安土に来い。今度は俺がもてなす」と誘い、明智光秀は自分が供応役を務めると告げる。こうして家康は前代未聞の富士遊覧の旅を成功させた。それから家康は城に戻り、瀬名に教えられた薬作りに励んでいると、忠次を筆頭に家臣団が部屋を訪れ、本心を聞かせて欲しいと言って来た。家康も「わしもそう思っておった」とつぶやき、皆の前で「信長を殺す。」「わしは天下を取る。」と宣言し、家臣団を驚かせる。

■第27話「安土城の決闘」あらすじ
家康は京の本能寺で信長を討つ計画を家臣たちに明かし、君主の並々ならぬ決意に、家臣たちの意見は賛否両論に分かれる。だが忠次は、家康の決断を信じようと家臣団を諭す。そして家康たちは信長に招かれ、安土城を訪れる。だが酒宴の席で、家康は供された鯉が臭うと言い出した。それを聞いた信長は激怒。接待役の明智光秀を打ちのめし、追放する。その夜、信長と家康は2人きりで対峙することになるのだが・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第27話は7月16日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第27話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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