テレ東「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第13-14話:ナ・イヌとキム・ソヒョン間接キスからの初キス
王女としてコ・ウオンンピョに一矢報いたピョンガン/カジン(キム・ソヒョン)だったが、ウォンピョは政略結婚を持ち出し、タル(ナ・イヌ)が待ったをかける!テレ東にて3月12日から放送の「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第13話と第14話のあらすじを紹介する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。
※以下、全22話版で紹介したあらすじと見どころをリライトしたものです。あらすじなど前後することもありますが、放送後に調整いたします。この回の完全ネタバレは全22話版の10話~11話前半まで。
■キャスト
⇒【相関図】/メインキャスト徹底紹介/脇役紹介
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
ほか
※カジンをピョンガン、または王女と表記。
■第13話
部族長会議による出来レースの婿選び審査が始まり、ここでウォンピョを殺害しようと考えていたタルだったが、コンが現れ素性を偽ったことがバレてしまう。モヨンからタルが婿選びに参加したと聞いたピョンガンは、王や臣下たちにとがめられタルを自分の夫だとかばう。タルはオ・ヒョプ将軍の息子を名乗り王の前で堂々とピョンガンへの愛を語る。紛糾する臣下を黙らせた王はピョンガンの頬を打ち2人を追い出すことで娘を政略結婚から救った。恋に破れた現実を受け入れられないコンは、ピョンガンにすがりつくも断られてしまう。
タルを先に発たせてモヨンにモヨンに会いに行くピョンガン。モヨンもまたウォンピョを恨んでいて、養父の家門である消奴(ソノ)部を守りたいと伝え、ピョンガンは、「桂婁(ケル)部の横暴を止め、ウォンピョを倒そう」と協力を仰ぐ。コンのことを気に掛けるモヨンに「コンを信じる」と付け加える。こうして二人は手を組み、王と太子の様子を随時知らせることをピョンガンに約束する。
その頃、峠でピョンガンを待つタルに追いついたコンが刀を突き付け、2人は取っ組み合いに。追いついたピョンガンが2人を止め、コンに「全て終わった」という。8年間一途に恋慕した思いを涙ながらに訴えるコンを、そっと抱き締め「ごめんなさい」の言葉で引導を渡した。
モヨンは政略結婚失敗の一件を新羅へ報告。その夜、心身共に傷ついたコンが向かったのはモヨンの元だった。翌朝には王女が追い出されたことが国中に知れ渡ることに。天誅房の頭トゥ・ジュンソの耳にも入り、自分の顔を知るピョンガンが射なくなったことを好都合と考える。
ピョンガンとタルは村の皆にも結婚したことに。タルとしては「お前を守るためなら本当に結婚してもかまわない」というが…。タルがオン将軍の息子と知ったウォンピョは、一層ピョンガンを警戒する。そんなウォンピョに、子供たちには手を出すなと警告する王だった。一方、モヨンの元で一晩を過ごしたコン。翌朝気力が戻ったコンに、切れた縁を捨てるように言うモヨンだが、表情を一変させたコンは、あくまでも王女の結婚は嘘だと王女への執着を見せる。
幽霊谷に戻ったピョンガンとタルは、養母サ氏夫人とタルノ父・オ将軍の墓前に結婚したと報告する。ピョンガンは村人たちに父ヨム・トゥクが世話になったことに感謝する。王女だと警戒していた村人たちも打ち解けていく。
■見どころ
「私の夫と結婚して」ではダサい財閥3世からスタイリッシュなスーツを着こなすできる本部長に変身したが、本作でも貧しい薬草売りから御曹司に変身ぶりをお楽しみに。高句麗精鋭部隊長(コン)vsただの薬草売り(タル)の凄い喧嘩を始める。果たして勝つのはどっち?物心ついたころから一途に愛したピョンガンを見送るコンの絶望と嫉妬に満ちた表情に注目。目つきが変わるのをお見逃しなく。ピョンガン奪還の名分を作るために、変わっていくコン。今後は、コンに対するモヨンの気持ちの変化にも注目しよう。
■第14話
タルとピョンガンは村の人々の前でも結婚したことを報告するは、タラ兄妹にだけには結婚はウソだと打ち明けるが、初夜をカジンの養父ヨムの家で過ごすことに。互いに眠れずに朝を迎える。サ氏夫人は2人の結婚を認めず、あくまでも王女として接する。それでも二人は夫婦として距離を近づけていく。一方で、サ氏夫人による嫁いびりを始める。
コンはピョンガンを忘れられず、すぐに兵を率いて幽霊谷に乗り込もうとするが、父ウォンピョはこれをとめ、大義名分ができるまで待てと止める。そして王の信頼をさらに強めるために、あえて国境へ行けと命じる。ところがこれを知った王はコンを呼び、王宮を守る親衛隊長に命じて、まずは太子に武術を教え信頼を得るよう命じる。
ピョンガンは王宮から持ち出した兵法書をタルに渡し武芸を教えることに。タルは養母サ氏夫人に申し訳なく思いながらもこっそり始める。ピョンガンは村長サ・ウナムに会い、順奴部族の再起を目指すよう訴える。それが目的で村に戻ってきたのかと聞く村長に、「それだけではない。国を好き勝手に牛耳るコ・ウォンピョとその仲間を放って置けば、高句麗は滅亡する。それを防ぐために王を支えてほしいと頼み、その軍資金を渡す。
※ピョンガンが持ち出した兵法書については11話/22話版で詳しく解説している。
王宮では、王女が出てからふさぎ込む太子は心を閉ざしていた。コンはそんな太子の武芸の師として向き合い、少しずつ太子は心を開き始める。
王妃の信任を得たモヨンは、王の寵愛を受ける側室ヒョン妃にうまく取り入る。そして懐妊を願うヒョン妃のために占い師として名を馳せる天誅房の頭トゥ・ジュンソの元へ出向くが、ジュンソは対面での占いにこだわり王宮潜入を目論む。
王宮では、コンが太子ウォンの武芸の師匠として修練を始める。王に武芸など必要ないという太子に、「王が先頭で戦わなくて誰も王に従わない」と、少女だったピョンガンの言葉を教え、コンがピョンガンの武芸の師匠となった経緯を話す。太子は素直に木刀を手にする。コンに心を許し始めた太子は、コンがずっと味方でいてくれることを望むようになり、姉ピョンガンの結婚で姉を恨まないで欲しいと頼む。コンは王女が最初の弟子だと言い、どんなことがあっても二人を守ると約束するが、コンの表情は暗い。
その頃、幽霊谷でもタルがピョンガンの厳しい指導の下、武芸の鍛錬に精を出す。ピョンガンは厳しいサ氏の嫁いびりにめげずに良い嫁を務めている。
■見どころ
初夜、ピョンガンへの恋心を持て余すタルはトイレを口実にどこで何をするのか?ピョンガンもまた気持ちを落ちつかえるために何をするのか?ここでは間接キスからの初キスも!さあ、初めてのキスはどちらが仕掛けるのか?疲れた2人の可愛い寝姿も要注目だ。
追い出される件とタルの母からなかなか認められないのはモチーフとなっている昔話を同じ。詳しくは原作紹介で。けんかは強いが刀の扱いがさっぱりのタルが、今後どのように強くなっていくのか?何もかも嫁=ピョンガン主導の展開をお楽しみに。
ピョンガンが村長に渡した軍資金はどう調達したのか?
◇テレ東「王女ピョンガン」番組サイト
2024年2月23日スタート 月~金8:15~9:11
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】