「白雪姫には死を」最終回自己最高視聴率も、「悪魔なカノジョは裁判官」に惜敗…SBSの好調続く
ミニドラマシリーズ、金土ドラマで熾烈な視聴率争いをしてきたSBSとMBC。チソン主演の「コネクション」以降、SBSが金土ドラマ首位を独占してきたが、初回視聴率から3倍以上の伸び率をみせたMBC「白雪姫には死を~BLACK OUT」最終回に期待が集まった。
※以下、タイトルクリックで作品紹介と、予告動画、配信サイトを案内している。視聴率はニールセンコリア調べ。
4日に放送した「白雪姫には死を~BLACK OUT」最終回(第14話)の視聴率は全国基準8.8%と自己最高、首都圏も8.2%、瞬間最高視聴率は9.1%まで記録した。
しかし、同日放送したSBSの「悪魔なカノジョは裁判官」第5話の視聴率が全国9.3%、首都圏で9.2%、瞬間最高13.1%の視聴率で金曜ドラマの中で1位になり、「白雪姫には」は2位に甘んじた。
それでもSNSには、「白雪姫には」について「最初はなんやこれっておもってたのに先が知りたくて最後までみちゃったあぁ…よかったよ」「最後1話でまとまる?大丈夫?って思ってたけどしっかりまとまってたし最終回も最後まで面白かったすごい」「完走。うわあああ…めちゃくちゃよかった…」「見始めたら止まらないやつだた」と激賞コメントが続々と続いている。本国でも「正義を追い求める姿と、その代償を描いたこのドラマは、多くの視聴者の心に深く響く作品」として高い評価を得た。
最終回は、ジョンウがついに再審で無罪を勝ち取り、長い戦いが終わった。彼を犯人に仕立て上げた者たちは、各々の罪に対する報いを受けることになり、それぞれの物語が幕を閉じるという展開だった。⇒【最終回ネタバレと見どころ】
一方、「悪魔なカノジョは裁判官」第5話は、悪魔カン・ビンナ(パク・シネ)と人間のハン・ダオン(キム・ジェヨン)の関係が波乱に満ちた展開を見せた。ダオンの存在がビンナの胸の鼓動が高鳴るほどの刺激を与えつつ、お互いに疑念や警戒心を持ち続け、緊張感が漂った。まさに男女主役の「狂った関係性」が爆発した60分間だった。この回のあらすじと見どころは第6話放送後【各話のネタバレあらすじ】で紹介する。
熾烈な視聴率争いを展開しているSBSとMBCの週末金土ドラマ。SBSは2022年の「わずか1000ウォンの弁護士」以降、「模範タクシー」、「浪漫ドクター キム・サブ」、「悪鬼」など人気作が続き、2023年まで金土ドラマの王座を握っていた。
対するMBCは2023年「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」で首位を奪還し、「烈女パク氏契約結婚伝」、「夜に咲く花」、「ワンダフルワールド」、「捜査班長1958」まで連続してヒットを記録してきた。
ところがチソン主演のSBS「コネクション」が爆発的な人気を博し逆転。その後もチャン・ナラ×ナム・ジヒョンのウーマンスで人気を博した「グッド・パートナー」、「悪魔なカノジョは裁判官」と続き、MBCに差をつけている。
しかし、「白雪姫には」で追い上げてきたMBCは、10月11日から「こんなに親密な裏切り者」が始まる。「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズなどで韓国を代表するハン・ソッキュ主演作で、国内最高のプロファイラーが捜査中の殺人事件に絡む娘の秘密と向き合い、痛ましく崩れながらも深淵に潜む真実を追う父娘スリラー。娘役を「THE WITCH/魔女 ―増殖―」パート2「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2、シーズン3を通じて注目を集めたチェ・ウォンビンが演じるだけに、今後もMBC vs SBSの週末視聴率対決から目が離せない。
なお、「白雪姫には」はU-NEXT、Hulu、Lemino、FOD、ABEMAなどで全話配信中、「悪魔なカノジョは裁判官」はディズニープラスのスターにて独占配信中だ。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
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