女子教育の先駆者をびっくりぽんの上手投げ?NHK朝ドラ「あさが来た」第19週見逃し配信と詳細あらすじ

2016年02月13日14時10分ドラマ
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第19週は、子育てに悩むあさ(波瑠)とはつ(宮﨑あおい)が和歌山で再会しようやく一つの答えを見つけた!そして、成澤(瀬戸康史)との出会いがあさを新たな夢舞台へ導くことに…千代(小芝風花)の友人・宜役として今年3月公開の『つむぐもの』に出演する京都出身の女優・吉岡里帆も本格登場した、NHK連続テレビ小説「あさが来た」2016年2月8日(月)~13日(土)「みかんの季節」を見逃した方のために詳しいあらすじを紹介、NHKオンデマンドおよびGYAO!ストアで見逃し配信もしている。

第19週で、姉妹は「親が子供の進む道を決めつけてはいけない」という自明の理を改めて自認。一歩引いた場所から子供たちを見守り、あさと新次郎、はつと惣兵衛の仲睦まじい夫婦愛もたっぷり見せてくれた。特に、かつて“白蛇”とあだ名された惣兵衛(柄本佑)がすっかりたくましい農家のいいお父さんになって登場したのには感動。
また、山王寺屋復興を未だに夢みる菊(萬田久子)は、ことあるごとに「あさが嫁だったら…」と言ってあさがいたが、4人が子ども談議する様子を見て、「菊とあさが姑と嫁としてうまくいくはずがない」という夫・栄達(辰巳琢朗)の考えに同調したことで、はつの苦労をよく知る視聴者も一安心。そして、帰り際、はつ手作りのケープコートを受け取ったあさが「娘の千代ははつに憧れている」という言葉に、はつも大いに救われたはず。
そんなはつの次男・養之助を演じ、あさの洋装を「ミノムシ」呼ばわりしたのは関西ジャニーズJr.のメンバー、西畑大吾。2013年下期のNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」にも出演するなど俳優としても活動している。

また、炭鉱も銀行も順調で一応の人生の目標を達成したあさが、成澤泉(瀬戸康史)の教育論「女子ノ教育ニ就テ」で新たな舞台へと進むことになる。二人の出会いは事実で、「小説 土佐堀川」にも記されている。
小説では、モデルとなった成瀬仁蔵をドラマ同様「ふやけた若布を身に纏った」と紹介しているが、無職ではなく当時は梅花女学校の校長。そんな成瀬をみて女子大学設立のための資金協力と思ったヒロインは当初は冷淡にあしらったと記している。そしてあさに『女子教育』を渡した。
ドラマであさを感涙させた教育論を記した原稿だ。あさを感服させたのは、女子に人格を持たせようとする考え方。成瀬は、国際的な視点から見た日本の女子教育を最下等と位置づけ。「人として」「婦人として」「国民として」女子を教育すべきとし、帝国大学の門戸を女子にも開き、男子と同等の立場に女子を置こうと論じていた。この成瀬の訴える教育論こそ、幼いころからあさの胸の中にくすぶっていた「なんでどす?」の答えだったのだ。

いよいよ、ドラマも終盤。あさは新たな夢の扉が開くが…。

あさが■第19週「みかんの季節」詳細あらすじ
あさと新次郎は和歌山で、元山王寺屋の眉山家一家と再会。その夜、村の世話役も訪ねてきて、著名な実業家であるあさと会えたことを喜んだ。みかん農家の厳しさを話す世話役は、はつと菊が琴の先生として慕われていることや、教養のある栄達や惣兵衛に助けられ、優秀な藍之助(森下大地)たちに未来の村を背負ってほしいと、一家を頼りにしていると話した。
だが、山王寺屋再興を未だに夢みる菊は、翌朝、藍之助が加野銀行で働けるように必死にあさに頼み込み、あさは即答を避けた。あさと二人になったはつは、惣兵衛の生き方を否定する藍之助が許せない。一家が揃ってみんなで肩寄せあって生きるこの生き方が好きだと、藍之助の大阪行きを反対。
あさが一方、親の決めた道を歩く辛さを一番知っている惣兵衛も、新次郎相手に、藍之助に自分の生き方を否定されたことを気にしていないと言いながらも、貴重な男手の藍之助がいなくなることは困ると本音を吐露。あさを呼び出した惣兵衛は、藍之助の加野銀行での仕事ぶりについて尋ねた。藍之助の働きぶりを褒めたたえ、もし預けてくれたら、きっちり仕事を教え込むと、自信たっぷりに答えたあさだったが、一家団欒の惣兵衛たちがうらやましいと本音を漏らした。
家族全員を集めた惣兵衛は、みかん農家の厳しさを乗り切るためには一家の団結が肝要と改めて言葉にした。そして親の言いなりに生きてきた辛かった若い日と、はつのおかげで新しい道を歩き出すことができ、この生き方に誇りを持っている。だが、藍之助の思いは止められないと語った。そんな父の言葉に藍之助は改めて加野銀行で働きたいと頭を下げ、養之助も兄を応援。はつも3年を期限に大阪で働くことを許した。

あさがそんな中、京都の女学校の寄宿舎で暮らす千代は、同室の宜(吉岡里帆)から、実業家として活躍するあさを尊敬していると聞かされ、書物で知ったあさと加野屋情報をことごとく訂正。そもそもあさの座右の銘が「九つ転び十起」きとし、頭でっかちだとムキになった。たまたま新しい着物を届けに来たうめたちは、そんな千代をみてまるであさのようだと驚いた。
和歌山から戻ったあさは、休暇で帰っていた千代と久々に顔を合わし、女学校の話を聞くなど、珍しく母子らしい会話を楽しんだ。

その頃、加野銀行には何人かの迷惑な客がいた。筆頭は、事業に失敗した萬谷(ラサール石井)。酩酊状態で日参しては金を貸せと騒いだ。支配人の平十郎はそうした危険な人物を記したえんま紙を用意。そこには、他にも隠居生活に入って暇つぶしに来る山屋や加野屋で働く娘を案じて様子見に来る工藤といった銀行の上客の名前もあった。そして、もう一人、みすぼらしい身なりで、女子行員をキラキラ光る眼で見ている正体不明の男の似顔絵もあった。

明治27年(1984年)、日清戦争が勃発した年。世間の景気が上向く中、紡績会社もあさが心配するほど好景気。ところが新次郎(玉木宏)は紡績会社の社長を辞めたとあっさりあさに伝え、今後は加野屋の相談役に徹すると言い出した。
あさがきたそんな中、例のみすぼらしい男が成澤(瀬戸康史)と名乗りあさを訪ねてやってきた。運悪く出くわしたあさは話を聞く羽目に。成澤は、アメリカ留学中に加野銀行が女性を雇っている聞き、その評判を確かめるためにやって来た。そして人格をもって働く女子行員をみて感激したとまくしたて、よろけた拍子にあさに抱き付き、あさに投げ飛ばされ失神。
その後の調査で、成瀬がかつて桃沢女学校の先生だったことが分かった。改めてあさを訪ねて来た成澤は、女子の教育、日本初の女子の大学校をつくるという夢を熱く語った。適当にあしらうあさに成澤は「女子ノ教育ニ就テ」という原稿を渡した。

その後、千代の様子を見に京都に出向いた新次郎は、宜と楽しそうに話す千代の姿に目を細めた。だが、その心中に進路に悩む気持ちを察し、「妻のあさを尊敬し、愛情を持っている」とおのろけを聞かせ、「誰もがあさのような女性にはなれない。あさもまた千代とおなじように姉・はつにあこがれているが、自分には事業の道しかないと思って頑張ってきた。あさもそれほど強い女性ではない」と、優しく語り掛けた。

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■キャスト( )は原作役名⇒相関図(NHK)
今井あさ役(浅子):波瑠/鈴木梨央
姉・はつ(春):宮﨑あおい/守殿愛生
白岡新次郎(広岡新五郎)役:玉木宏
眉山惣兵衛(大眉五兵衛)役:柄本佑
五大友厚(五大友厚)役:ディーン・フジオカ
うめ役:友近
雁助役:山内圭哉

■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>

■原作
「小説 土佐堀川」
NHK 連続テレビ小説「あさが来た」番組公式サイト
NHKオンデマンド「あさが来た」視聴ページ
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