「テバク」(原題)第5話:百の目と千の耳を持つ怪物!チャン・グンソク満身創痍!司憲府って?あすじと見どころ、予告動画

2016年05月29日00時14分ドラマ
©SBS

第5話にして俳優チャン・グンソクがボロボロに…完膚なきまでにグンちゃんを痛めつけるチョン・グァンリョルが恐ろしい!この回では、ヨ・ジングも胸キュンありハラハラドキドキあり!まだ、兄弟とは知らないケトン改めテギルとヨニン君が今後どう絡んでいくのか?5月29日(日)KNTV放送「テバク」第5話の詳しいあらすじとみどころ、ドラマ視聴に役立つ(豆知識)などをご紹介!予告や特報動画はKNTVスペシャルサイトで公開されている。

「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。
また、【「テバク」を2倍楽しむ】では、ドラマのあらすじと見どころ、キャストの魅力やインタビュー、豆知識などと一緒に、時代背景や年表などまとめて紹介している。

■キャスト相関図(番組公式サイト)

■第5話
インジャの矢に射抜かれたマングムは死力を尽くしてテギルたちの乗る船を出発させた。目を覚ましたテギルは号泣し、河の中を父・マングムを探し回った。
タムソは罪のないマングムを殺害した理由をインジャに糾し、師は、大義のために20年前に死ぬべき男を殺ったまでと答える。納得できないタムソは、自決しようと剣を自らの首に宛てるが、インジャは剣を素手で握りしめ、テギルが粛宗とポクスンの子供だと教え、あいつが粛宗とヨニン君に対抗できる隠し玉だと。憎悪が人を強くする、と打ち明ける。そして、タムソの心の弱さがタムソもインジャをも危険にさらすと一喝。

賭博場(闘牋房)に現れたヨニン君は、巨大な賭博場の金が何処に流れているのかを疑問に思う。そこに鎌を持ったテギルが現れ、ホンメをおどしてマングムを殺害した犯人が“白面書生(ペンミョンソセン)”だと聞きだし邸へ。犯人がインジャと知り、なぜ父を殺害したかと問い詰める。悪びれずにマングムを埋めた場所を教え、復讐したいなら大虎になれというインジャ。怒りに震えとびかかろうとするテギルをタムソが剣で阻止。テギルに暴行を加えるホンメをヨニン君が止め、テギルを助ける。
インジャと向き合ったヨニン君はタムソの正体を問い、妓生で高官婦人たちの弓の師、そして自分の弟子だとインジャ。信じないヨニン君は、王に逆心を抱いているのかと訊ね、否定するインジャに、家門が甲戌年の換局で滅亡させられ王への復讐心を持ったとしても不思議はない、という。(換局については第4話、豆知識で説明)

テバクヨニン君は、自分のことは口にするなと念をおしてテギルを医者に任せ、粛宗の元へ。世子も同席する席でヨニン君は、監察日誌を提出。粛宗は、二人に「百の目と千の耳を持つ怪物」の話を始める。この怪物をヨニン君は、従わせることも殺すこともできない、私が話題にすることもためらわれる存在といい、その理由を問う粛宗に、その怪物はまさに父上だから、と答える。粛宗は、ヨニン君を司憲府・正四品掌令に任命。
この任命を知った母淑嬪崔氏は、愚かな王子を演じることが世子になれる唯一の方法だと怒るが、ヨニン君は、これからは自分の進む道は自分で探すと強い眼差しで答える。

病室から抜け出したテギルはトッケビ爺さんとマングムの墓へ。トッケビにこれまで育ててくれた感謝のお辞儀をし、このままでは息ができない、死んでもいいからインジャに復讐するとインジャ邸に向かう。弓を構えるテギルの前で、チャンスをやると両手を広げるインジャ。だが、テギルの矢はインジャの頬をかすめるも心臓を射抜くことはできない。さらに矢を射ようとするテギルの手を折り、テギルの矢で彼の胸に突き刺す。向かってくるテギルの足をへし折る。なおも、這いつくばって向かってくるテギルを20年前、ポクスンにしたように木に括り付けて弓を射る。インジャの矢は真っ直ぐにテギルの心臓に突き刺さったが…。
満身創痍のテギルは、崖から落ちてもし生き残ったら父の墓前に跪いて赦しを請え、そうすれば許してやるとインジャに約束させる。
インジャは貴様が大虎になり現れるのを待っていると、テギルの心臓を小刀で一刺し。テギルはそのまま崖から落ちる。だがインジャは、自分が諦めない限りテギルは生きていると確信する。

一方、ヨニン君は仮面をつけてインジャの隠し部屋に潜入するも、タムソに阻まれる。予想以上の早いヨニン君の行動に、インジャはタムソを淑嬪崔氏に会わせることにし、ヨニン君の観察日誌を盗み取るように命じる。タムソは指示通りにするが、ヨニン君に見つかる。危険なことをせずに平凡に暮らせとヨニン君。その時、護衛武士サンギルが入ってきたために、二人は屏風の後ろに隠れて密着。二人の間に微妙な雰囲気が…。

テバク■見どころ
今話は、冒頭から最後までチャン・グンソクはボロボロ…。養父マングムの死に号泣する場面では視聴者も涙腺決壊!タムソ相手に手も足も出ず、ホンメには唾まで吐かれる。そして、インジャに徹底的にいたぶられる。這いつくばってインジャに向かう場面では、「もういい…」と満身創痍のテギルを抱きしめたくなるはず。第5話にしてひと皮むけたチャン・グンソクの演技がこれでもかというくらいに詰め込まれている。
記者会見でチョン・グァンリョルは、チャン・グンソクについて「今回の作品によって視聴者のみなさんも、もうこれまでのイケメンのイメージを完全にお忘れにならなければならないでしょう」と言っていたが、まさにそんな言葉がぴったり。これからもますます激しくなるのでお楽しみに。

後半、ヨニン君とタムソの胸キュンシーンがあるが、その後、手を引いて走る場面では、「太陽を抱く月」を思い出してしまった。すっかり大人になったヨ・ジング。今回、ヨジングは、チョン・グァンリョル、チェ・ミンスとそれぞれ向き合って演技対決する。

他にも、度々話題に上る「百の目と千の耳を持つ怪物」について、粛宗が説明してくれるのでお聴き逃しなく。

■豆知識:司憲府って?
粛宗がヨニン君を任命した司憲府・正四品掌令。司憲府は法規定と役人の腐敗などを監視監督する官庁。正四品は官位で掌令というのは官職。【朝鮮王朝豆知識】「◆政治機構と官職の品階制度 」参照。
ドラマ「イ・サン」でホン・グギョンが司憲府持平に昇進し、「宮廷女官チャングムの誓い」でもミン・ジョンホが内禁衛から司憲府に異動した。
だが、王族が実権を持つ役職に就くことはなく、これは異例の人事。

kandoratop【作品詳細】【「テバク」を2倍楽しむ】

KNTV
KNTV「テバク」(原題)番組公式サイト
 2016.05.15スタート 土・日20:45-22:00 日本初放送
「テバク」スペシャルサイト