「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の理想の上司は「七日の王妃」で正義の秘密結社の一員だった!
2022年8月現在韓国ENAチャンネル水木(夜9時10分)で放送、同時にNetflixで独占配信中の、パク・ウンビン主演の法廷ヒューマンドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、シニア弁護士チョン・ミョンソク役で登場しているカン・ギヨンを紹介。
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(全16話)はIQ164の天才的な頭脳を持った自閉スペクトラム症を負うウ・ヨンウ(パク・ウンビン)が、大手法律事務所で新入弁護士として様々な事件を通して成長していく物語だ。1%に満たない低視聴率でスタートしたが、回を追うごとに視聴率が伸び、第14話の全国視聴率14.7%(ニールセンコリア調べ)を記録している。
■チョン・ミョンソクってどんな人物?
이상한 변호사 우영우' 포스터(사진제공=ENA채널)
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ポスターシニア弁護士ミョンソクは、大手法律事務所「ハンバダ法律事務所」のシニア弁護士。 誰よりも厳しく熾烈に突っ走ってきたワーカーホリックで、早くから大手法律事務所のシニア弁護士になった。仕事に対する自負心が強い。ある日、ハン代表(ペク・ジウォン)から突然新人弁護士ウ・ヨンウを任されることになる。
1話では、たどたどしい自己紹介をするヨンウが、法廷で戦えるのか不安を感じ、もどかしさを感じハン代表に苦言を呈する。ところが法廷でのヨンウの突拍子の弁論に驚かされながらも、その才能を高く評価。凝り固まった固定観念にとらわれず、広い視野で物事と向き合う人物でもある彼は、ヨンウを温かく見守る。第4話では、ヨンウが自身の抱える自閉症に限界を感じて退職願を提出するが、見事な作戦でヨンウ自身に辞職を撤回させた。その後も、特別扱いされているとヨンウに嫉妬する新人弁護士のミヌ(チュ・ジョンヒョク)に注意をはらい、9話では、ヨンウを誹謗するネットの書き込みをしたミヌに厳重注意も。
そんな理想の上司だが、12話では、過去に担当した事件の被告から逆恨みで狙われるのではないかという恐怖と、実際に不審者に出くわして怯える様子がスリリングに描かれた。ところが、コミカルな結末で終わるかと思いきや、突然吐血するというシリアスな展開に突入し視聴者を驚かせた。
ミョンソクの体調を気遣う視聴者の心配をよそに13話では、ヨンウが持ち込んだ小さな案件のために、新人弁護士とジュノ(カン・テオ)を連れて済州島へ出張なのに…アロハスタイルで空港に登場し大はしゃぎ。夜の飲み会では仕事漬けのために妻から離婚されたプライベートについても打ち明けた。チームとの親睦を深めたミョンソクだったが14話では公判中に倒れ、ミョンソクがステージ3の胃がんだと判明した。ミョンソクが未練たらたらの元妻ジス(イ・ユンジ / 特別出演)も見舞いに来るものの、彼女の心を取り戻すこともできず、食欲もない。ヨンウたちは、5年後の生存率50%~60%(ヨンウ調べ)の上司が食べたがっていた“幸福のククス”を食べさせてあげよと全員で店の社長探しに奔走。
結局、新人弁護士たちだけで裁判も勝訴しミョンソクの出番は全くなし。ところが、小さな裁判で敗訴した寺の救済措置ともいえる政府相手の裁判をミョンソクが提案し、見事に大きな案件をゲット!ヨンウから「チョン・ミョンソク弁護士をはじめて凄いと思った。離婚して胃がんになるほど働いたかいがあった」と妙な誉め言葉ももらった。
残り2話。ミョンソクは未練大ありの妻とよりを戻すことができるのか?こちらも大いに気になる。
■カン・ギヨンって?(1983年 10月 14日生)
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「ナイショの恋していいですか!?」
左から:ソ・イングク、イ・テファン、カン・ギヨンカン・ギヨンのデビューは2009年の演劇『悪い奴』。2013年「ナイショの恋していいですか!?」の高校生ドクファン役で出演。さすがに30代で高校生はないだろうと思いきや、ホッケー部三銃士としてソ・イングク(1987年生)、イ・テファン(1987年生)と並んでも全く違和感なく、ファンを驚かせた。さすがに6年後の「十八の瞬間」(19)では教師役で登場したが、「W-君と僕の世界-」(16)では外科レジデント役、「あなたが眠っている間に」(17)では保険金殺人犯役、「愛の迷宮-トンネル-」(17)では刑事役、「キム秘書はいったい、なぜ? 」(18)ではパク・ソジュンの友人の社長役と様々な役に挑戦している。中でもクスッと笑えるコミカル演技が定評で、「知ってるワイフ」(18)では「キム秘書はいったい、なぜ?」のキャラクターのままカメオ出演してチソン演じるジュヒョク、チャン・スンジョ演じるジョンフとのコミカルな演技が好評を得た。
■カン・ギヨンは正義の秘密結社の一員だった!
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ⓒ 2017 KBS. All rights reservedそんな演技幅の広い彼だが、時代劇にも出演しており、2015年には「輝くか、狂うか」、2017年には8NHKBSプレミアムで8月28日に最終回を迎える「七日の王妃」にも重要人物の一人として出演している。
「七日の王妃」でカン・ギヨンが演じているのは、ヨン・ウジン演じるイ・ヨクの少年の頃からの親友グァンオ役。イ・ドンゴン演じる暴君を排除し、自ら王になって世の中を正そうと立ち上がったヨクのために、出世も人生も捨てて戦う正義の秘密結社“ウロンガクシ=タニシ”の一員。NHKBSプレミアムで本日放送の19話でついにヨクが王(中宗)になった。
現代ドラマでいろんな職業を演じているカン・ギヨン。いよいよ次週8月28日(日、NHKBSプレミアムで夜9時~)最終回で、グァンオは新政府でどんな官職につくのか?こちらもお楽しみに!
◇Youtube「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」予告動画
【作品詳細】【「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を2倍楽しむ】
◇Youtube「七日の王妃」予告動画
【作品詳細】【「七日の王妃」を2倍楽しむ】