美鳥役に田中麗奈!その人生の辛さにネットで同情が沸き起こった!「いちばんすきな花」第8話ネタバレと第9話予告

2023年12月01日10時14分ドラマ
©フジテレビ

居心地のいい椿(松下洸平)の家は、美鳥(田中麗奈)の元に戻り、さらに居心地の良い家になる?ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、椿、紅葉(神尾楓珠)の4人に美鳥が加わった5人組になる!?フジテレビ、2023年12月7日(木)22時から「いちばんすきな花」第9話を放送する。予告動画は番組公式X(Twitter)で公開されている。



多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜のクワトロ主演の会話劇「いちばんすきな花」の第8話が11月30日に放送された。23日に放送された第7話で、それぞれが思っていた“志木さん”“小花先生”“みどちゃん”“みどりちゃん”は同一人物だとわかった。中学、高校時代を知る椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)の語りから、美鳥(田中麗奈)の壮絶な過去がわかった。椿の記憶では「いつもギラギラしていて喧嘩ばかりしている人」であり、学校で嫌われていて居場所のない人だった。しかし、中学生の椿は予想よりもしっかりしていて美鳥のことを偏見をもって見ない。「誰も志木さんが喧嘩しているところをみたことがない」といって、花屋にやってきた美鳥を家に招き入れて将棋を教える。そして、今、「怪我してない?」「喧嘩してない?」と心配する。

親戚から嫌われてたらい回しにされている美鳥のことを母親(斉藤由貴)が夏休みの間だけ預かっていた。その時、夜々はまだ幼く、美鳥がどうして夏休みに自分の家に来ているのか?母親が住んでいる北海道ではなく新潟に帰るのかもしらなかった。ただ、やさしく、ポワポワしていて秘密で将棋を教えてくれるお姉さんだと思っていた。しかし、後に、美鳥を最も嫌っているのが美鳥の母親だと知る。

美鳥の中学時代を知る二人の回想から、“親から虐待”されていた美鳥の辛い過去が浮かび上がる。家にも居場所はなく、回りの人に合わせられない性格から学校でも居場所がない美鳥は、自分で居場所を作った。それが今、椿が住んでいる家だ。

12月7日に放送される第9話からは、椿の家を美鳥が買い戻し、そこで塾を開いてゆく展開となる。椿の家で“2人組”が苦手な4人が、“4人組”の人間関係を築いてきたが、これからはそこに美鳥が加わり、どんな反応が起きるのか?

ドラマの第1話で夜々の同僚で、夜々のことを家に誘うものの、夜々が「友達」と断ったことで暴言を吐いた相良大貴(泉澤祐希)が再登場する。スピンオフドラマとしてTVerで公開されている「いちばんすきな花-みんなのほんね-」を見ると、相良も“酷い人”ではなく、思っていることがうまく言えないところもあることもわかる。スピンオフをみてから第8話を見ると、より相良のシーンが理解できる。
「いちばんすきな花-みんなのほんね-」TVer 配信サイト



■第8話あらすじ
潮ゆくえ(多部未華子)や深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)が集まる春木椿(松下洸平)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”だとわかった。ただ、名字が違っていたり、印象も違うなど同一人物という確証はなかった。そこでゆくえは「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?”」とLINEでメッセージを残すことに。すると、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信があった。

一方、紅葉は高校の友人に“小花”美鳥の近況を聞くもつれない返信しかない。夜々も実家の両親に確認するが、近況は知らないと言われてしまう。椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりが無いようだった。

椿の家に紅葉と夜々が集まっているが、ゆくえは来ていない。実はゆくえは美鳥(田中麗奈)と会っていた。ゆくえ、椿、夜々、紅葉がそれぞれ美鳥を知り合いでも5人でいきなり会うのは関係性からおかしいと思ったゆくえの行動だった。そして、美鳥は次に椿に会う。

椿と美鳥は中学の時の同級生だ。当時、怪我ばかりしていて、目つきの悪い美鳥は「喧嘩ばかりしている人」と思われていた。ある日、椿の実家の花屋に美鳥が来ていた。顔に怪我をしている美鳥をみて、母親(美保純)に手当てしてもらうように家に入れた。椿は学校のみんなが話していることは噂であって信じていないという。やることがない2人は将棋を始める。全くの素人の美鳥に椿は駒の並べ方から教えた。美鳥はしばらく花屋に来ていたが、ある日、こなくなった。学校も転校していた。

椿は大人になった美鳥に「もう怪我してない?」とやさしく声をかける。中学時代に帰りたくなる家がほしいといっていた美鳥がこの家を買い戻したいならと、次は時期などを決めようと言う。

次に美鳥があったのは夜々だ。夜々の家に美鳥が来ていたのは中学3年の夏休みの間だった。女の子らしいと思われることしかさせてくれない母親に黙って、夜々は美鳥から将棋をならう。楽しく過ごしたが、後に美鳥は親戚中をたらい回しにされていることを知る。そして親戚の中で美鳥を最も嫌っているのは美鳥の母親だという残酷な事実もあった。美鳥は学校にゆくために新潟に帰るが、美鳥の母親と兄は北海道に住んでいた。美鳥はまた親戚の家に押しつけられたのだ。

紅葉は皆と違って、“教師と生徒”という関係であっただけの自分に美鳥が会いたがっていないのではと心配だった。ただ、夜々は美鳥に「紅葉君だけは美鳥ちゃんに会いにこの家に来た」という。

ゆくえの塾の望月希子(白鳥玉季)に、ゆくえは美鳥のはなしをした。「回答方法が違っても同じ答えにたどり着く」みたいでいいという。しかし、急に帰ってしまった。その後、希子と同じクラスの穂積朔也(黒川想矢)がやってきた。話をきくと希子はクラスで嫌われていて、保健室に給食を運ぶのさえ嫌がられているという。穂積は希子が自分にも心を開いてくれないことを心配するが、ゆくえは「希子ちゃんは穂積くんに迷惑がかからないようにしている」と話した。

美鳥はゆくえに電話をする。塾講師時代も嫌われていたというが、ゆくえは「自分と赤田(仲野太賀)はすきだった」と話して笑った。美鳥は紅葉の連絡を聞いて紅葉に連絡をとった。紅葉も美鳥を会うことを決めた。

■第9話あらすじ
佐藤紅葉(神尾楓珠)のイラストが表紙になった小説が発売となった。紅葉はその本を椿(松下洸平)、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)に渡そうとする。椿の家に行ってみると、椿はすでに段ボール一箱分、その本を買っていた。ゆくえも夜々もすでに本やで買ったという。

ゆくえ、椿、夜々は紅葉を褒めて、一緒に読もうと誘うも、紅葉は照れて2階に行ってしまった。紅葉がいなくなったことを確認した椿はゆくえに、紅葉は志木美鳥(田中麗奈)と2人で会えたのか聞く。約束はしているが、紅葉は美鳥にまだ会っていない。

ある日、ゆくえは、美鳥と会うことになり、ファミレスで食事をしながら、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出す。

フジテレビ 2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@sukihana_fujitv」。

フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト

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