テレ東「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第9-10話“俺の運命はお前だ”ナ・イヌ、キム・ソヒョンに告白

03月05日08時00分 ドラマ
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友を助けるために再び剣を手にしたカジン(キム・ソヒョン)を見かけたタル(ナ・イヌ)は協力をするが、その過程でカジンは王女として王宮に戻るしかなかった…テレ東(テレビ東京)にて放送の「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)3月6日からの第9話と第10話のあらすじを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。

※以下、全22話版で紹介したあらすじと見どころをリライトしたものです。あらすじなど前後することもあります。この回の完全ネタバレは全22話版の7話~8話序盤で。

■キャスト
【相関図】メインキャスト徹底紹介脇役紹介
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
 ほか

■第9話
カジンは友情の木彫り人形を残して友を助けるために黙って村をでた。頭にタラ兄妹を助けた後、2人と養父と共にここを去ると宣言し2人を助けに向かった。ところが都でプンゲたちと商いにやってきたタルが刺客姿のカジンを見つける。また人を斬るのかととがめるタルに、自分のせいで処刑される2人を助け、誰も傷つけない、これが最後だというカジン。タルはプンゲと共に手伝うことに。

その頃、コン率いる兵が、天誅(チョンジュ)房のアジトに着くが、置手紙と仕掛けを残して一族もろとも姿を消していた。コ・ウォンピョがコンに天誅房を成敗に行かせたのは、その間にタラ兄妹の公開処刑でカジンをおびき寄せ、まとめて殺害しようと計画したのだった。騒動の中で民の恐怖心をあおり、さらなる権力を握ろうとしていた。モヨンはウォンピョの狡猾な手口に驚く。

処刑がはじまろうとしたその時、タラ兄妹救出は成功するが、タルが捕まり殺されそうになる。カジンが姿を現し、この場を潜り抜けるには自らが「高句麗のピョンガン王女だ」と名乗るしかなかった。引き返してきたコンがカジンを王女と認め、カジンはタルを救うために、ピョンガン王女として王宮に戻る決断し、命は助かったがタルは投獄される。

王の前で8年間記憶をなくしていたと、謝るカジン。生きて戻ったことを喜ぶ王はコ・ウンピョたちの前でぎこちなく娘を抱きしめる。王女の帰還を快く思わない王妃や部族長たち。それぞれの野望のために成り行きを見守る。しかしウォンピョは、記憶を失くして刺客として育って王宮に戻ってきた王女は、王以上に警戒すべき存在。死んだヨン王妃の性格に似たなら部族長会議(諸加会)を敵視するだろうと考える。

身なりを整えたカジンは、母ヨン王妃の肖像画の前で王女として戻ってきたことを報告する。王は、ヨン王妃の死を老若男女が悲しみ盛大な葬儀だったと教える。カジンは自分を助けるために牢獄に入れられ友であるタルを助ける王命を出してほしいという頼む。

そしてコンが計画を邪魔したと聞いたウォンピョはコンに自制を促すが、コンは「長年心に想っていた女性が生きて戻った。自分にとっては王女も家門と同じく大切だ」と言い返す。その頃、アジトから逃げ出した天誅房。頭はテモクから、「カジンが王宮に戻り、都は大騒ぎだ」と報告を受ける。見せしめで部下の一人を殺した頭は、高句麗の王を殺す決意の出来た者だけついて来いと、部下たちを鼓舞する。

亡きヨン王妃(キム・ソヒョン二役)そっくりのピョンガンが王女として臣下たちの前に立ち、諸加会たちが祝賀を述べる。ウォンピョに近づいた王女は不敵な笑みを浮かべ「おかげさまで無事に戻ってきました」といい、並み居る臣下たちに凄みを利かせる。そんな王女を唯一歓迎の目で見つめるコン。

釈放されたタルは王女姿のカジンを見て「一緒に行こう」と誘うが、王女として戻ったからには戻れない。「運命に従うしかない」という。そんなカジンに「俺の運命はお前だ。ここがそう言っている。いつか夫婦になるって」とカジンの手を自分の胸に当てていう。

翌日、カジンはあくまでも世継ぎが弟のウォン太子だとチン王妃をけん制する。チン王妃はそれがコンム王子が王の息子であることをカジンが疑っているからと考え、ウォンピョにも報告する。

■見どころ
タルがタラ兄妹を助けるためにどんな作戦を立てるのか?そしていやいやカジンを手伝うプンゲ。彼がカジンに心を開く日は来るのか?
救出のシーンでは、捕らわれはするがタル役のナ・イヌの素晴らしいアクションが見られる。

王女の姿で堂々と登場するカジン役のキム・ソヒョン。コ・ウォンピョ役のベテラン俳優イ・ヘヨンに一歩も引かない貫禄演技に圧倒される。一方、王妃から姉が王の子でないと聞かされていたウォン太子は、姉カジンに会おうとしない。

タルはプンゲ(キム・ドンヨン)たちと合流し幽霊村に戻る。サ氏夫人はカジンが王女だったと聞いて、これでタルとの縁も切れると歓迎するが、タルはやりきれない思いでいた。

改めて8年前に軍を送ったのが逆謀の疑いからだと父王から聞いたカジンは、そのために母が亡くなり自分が記憶を失くしたという。「全て余のせいだ」と開き直る王に、他の理由はなかったのかと重ねて聞く。痛いところを衝かれて立腹する王に、慰霊祭の日に父王を殺してしまおうとして自分自身を責めているという王女に、記憶を失くしていたためという王。だがカジンは慰霊祭の親不孝も父王が順奴部に軍を送ったのも歴史からは消せないと。



■第10話
モヨンは偽の遺体を手配したことをウォンピョに謝罪し、ウォンピョは二度と騙したら命はないと思えと釘をさす。モヨンが父と会ったと知ったコンは、彼女に、王女に関する一切に関わるなと忠告するが…。

天誅房のテモ(ムン・ジンスン)たちがカジンの養父ヨム・ドゥクを連れ去ろうとするが、タルとプンゲが助けて、幽霊村に連れ帰る。一方、王宮に居所がないカジンは、コンに剣の手合わせを頼む。父も弟も自分が戻ってきたことを喜んでいないという王女に、晴れやかな笑顔で「私は嬉しいです」とコン。そして薬草店に注意するよう告げる。

カジンははそっと薬草店に忍び込み、モヨンが用意した太子の薬を味見し体に異変をきたす。辛うじて薬草店を出たカジンは襲われそうになるが、何者かに助けられる。翌朝、意識の戻ったカジンは太子が毒を飲まされると王宮へ駆けつける。太子が薬を飲もうとした瞬間、飛び込んできたカジンが止める。

そして薬に毒が入れられていたと父王に訴え、薬草店主人ヘ・モヨンを引き出し、毒が入っていないなら飲めと言う。ところがモヨンは自ら薬を飲み干すが、体に異常は現れず、医員からも血管を強くするハトムギの成分が入っていたと報告が入る。臣下たちが責め立てる中、ウォンピョは王女に謝罪を求め父王も謝罪を命じるが、ピョンガンは「間違っていない。太子を守るため最善と尽くしたと」といいはり、王の逆鱗に触れて木蓮堂での謹慎を言い渡されてしまう。息子コンまで利用したウォンピョの奸計だった。

モヨンが自分と密会しているのをコンに気づかせ、それがピョンガンの耳に入るのを承知で、毒を盛った薬を太子に出すと思わせ、毒見して意識もうろうとした王女を暗殺するつもりだったのだ。コンはカジンからの信頼を失ってしまう。

その夜、コンは父ウォンピョから、逆らえば破門だと「北方のケウォン山城への赴任」を命じられる。一方、モヨンも養父へ・ジウォルから「政治は金儲けの手段、それ以上深くかかわるな」と念を押される。

やっと弟のウォン太子(パク・サンフン)がカジンに心を開き始める。毒の一件で感謝し、母の葬儀後の父王のひとが変わった様子や、薬草店のヘ・モヨンが王に、心身を蝕む新羅からの違法な薬を飲ませ、裏で糸を引いているのがウォンピョたち部族長会議だと教える。ピョンガンは弟の成長を喜びながらも、太子に危険が及ばぬようにこの話を誰にも話さないように忠告する。

薬草店では新羅からの客人をもてなしていた。その客人は新羅の役人キム・チャスン。モヨンは彼に国境の高句麗軍と兵器の数の報告書を渡した。モヨンは新羅の間者だった。

■見どころ
コンとの手合わせでは王宮守備隊長も務めたコンより強いとは、ピョンガンどれだけ強いのか?そんな彼女も毒薬には勝てない。薬房を出た後、襲われた彼女を助けたのは誰か?

またしても父ウォンピョに利用されたコン。自分のために愛するカジンを窮地に立たせてしまったコンの心中はいかばかりか。この後も父にしてやられてばかりとなるコン。彼が父を超えるときは来るのか?

父王に対して大きな失態を見せてしまったカジンだが、実弟ウォン太子との関係が修復できたのは何よりうれしいご褒美だ。そしてついに正体が明かされた。回想シーンで彼女がなぜ新羅の間者となったのかが明かされるので、お見逃しなく。

テレ東「王女ピョンガン」番組サイト
 2024年2月23日スタート 月~金8:15~9:11
Youtube予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】
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