「グッド・パートナー」第14話・第15話:チャン・ナラ独立開業、ナム・ジヒョンとピョ・ジフン弁護士カップル成立で新展開目白押し

09月16日07時30分 
(2024年09月16日07時36分 更新)
ドラマ
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8月30、31日に放送されたSBS金土ドラマ「グッド・パートナー」第14話と第15話では、独立して個人事務所を立ち上げたものの集客に苦戦するウンギョン(チャン・ナラ)と離婚弁護士として野道を歩む決心をしたユリ(ナム・ジヒョン)の微笑ましい師弟関係や、まさかの法廷での対立、ユリの正直な気持ちが実を結ぶ様子が描かれた。気になるあらすじと見どころ、感想などを紹介する(ネタバレあり)。次回の予告動画はYouTubeにて公開中だ。



「グッド・パートナー」は、離婚が“天職”であるスター弁護士チャ・ウンギョンと離婚が“初めて”の新米弁護士ハン・ユリの冷たくて熱いヒューマン法廷オフィスドラマだ。【「グッド・パートナー」を2倍楽しむ】ではネタバレあらすじと見どころ、キャスト紹介などまとめている。



■キャスト

チャ・ウンギョン役:チャン・ナラ
ハン・ユリ役:ナム・ジヒョン
ジョン・ウジン役:キム・ジュンハン
ジョン・ウンホ役:ピョ・ジフン
キム・ジサン役:ジ・スンヒョン
チェ・サラ役:ハン・ジェイ
ほか



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■第14話あらすじ

大手法律事務所を出て独立開業することを決意したウンギョン(チャン・ナラ)。職員一人ひとりに心の子もあった挨拶をして事務所を去っていく彼女に寂しそうな表情を見せるユリ(ナム・ジヒョン)。追いかけて一緒に働きたいと言い出すユリにこのまま事務所でたくさん学んで同業者として会おうと激励するウンギョン。ユリは大事な師匠と離れてしまっただけでなく、ウジン(キム・ジュンハン)が正式に代表に就任し、彼女がもともとやりたがっていた企業弁護チームへの再配置や新設される社会貢献チームとしての活躍を打診されたことで大きく悩む。徐々にメディアへの出演も増え、ファンからも声をかけられるようになったユリを見て、彼女が悩んでいることに気づくウンホ(ピョ・ジフン)。

新たな道を歩み出したウンギョンは娘ジェヒも徒歩で来られる場所に一軒家を借りて個人事務所を開業、訴訟まで行かず極力示談で依頼人のためにも早く案件を解決することを目指すが、肝心の集客が伸びず家賃を払えるかどうかすら危うい状態に。ようやく来た依頼は詐欺罪で収監された刑囚(ハン・サンジョ)からのものだった。自ら刑務所に赴いたウンギョンだが、離婚を突きつけてきた妻とのエピソードや、依頼料に対するルーズさに腹を立てて、受託を拒否。焦りが募る彼女のもとにユリが開業祝いを持ってやって来た。食事をおごってと甘えるユリに今やそっちの方が収入が多いんだからと逆におごらせ、開業直後の厳しい現状や愚痴を素直に打ち明けたウンギョン。ユリは驚くが肩の荷が降りたような彼女を見て安堵。別の業務への異動をするべきかどうか相談するが、答えは自分だけしか知らないでしょと言われてハッとする。

ある日、かつての依頼人ジンスク(キム・ジョンヨン)が今度こそは離婚すると言い出しウンギョンの事務所を訪ねてきた。彼女は離婚するのかしないのか煮えきらない態度で結局は離婚訴訟を撤回し入社直後のユリが気をもんでいた依頼人だった。ユリに担当してもらうことを推薦したウンギョン。一方、ユリのもとにはギャンブル中毒の夫チャンソプ(キム・ヨンウン)から家を追い出されたマルスク(パク・ミョンシン)が助けを求めてやって来るが、飛び込みの依頼を引き受けるわけにも行かないユリはウンギョンの事務所を紹介し、互いに依頼人を紹介する形になった。

チャンソプはギャンブルで生活費を使い込み、母親が遺した土地を売って儲けようとするが、マルスクが離婚を申請したことで財産として差し押さえられ激昂。婚姻届を出していない事実婚状態だったことを気にするマルスクだったが、むしろ法が厳密でないので好都合と余裕を見せたウンギョンは、妥当な額の慰謝料で示談を提案し、予想した通りの心理作戦で示談で案件を解決に導き、再び呼び出された刑務所で依頼人から刑務所内で同じ悩みを抱える依頼人を多数紹介してもらい、仕事が軌道に乗り始めた。一方、恐れていた通りにジンスクが離婚を取りやめると言い出したことに呆れるユリだが、今回はジンスクが子宮がんのステージ3で離婚をする気力を失っていると知ると、酒乱の夫のもとを訪ねて説得。夫が示談に応じると知ったジンスクは驚きながらも親身なユリの働きぶりに感謝の涙を流し、ユリも困っている人を幸せにするために離婚弁護士としての道を歩み続ける決意をウジンに伝えた。

ウンギョンの開業祝いに集まったユリ、ウジン、ウンホ。途中でお互いに依頼人を紹介したことを知ったユリは、自分に戦う技術はないと不安を打ち明けるが、何が重要で何のために戦うのか気づかせる技術があるとユリの長所を認めて励ますウンギョン。このときの二人にはまだ法廷で対立する日が訪れるなんて予想すらつかなかった…。





■見どころ・感想など

第14話では、独立を決めたウンギョンが惜しまれつつも退社し、新たな門出を迎える超高速展開から、開業したてでなかなか依頼を受けることができないウンギョンが悪戦苦闘する様子が描かれ、これまでのクールな敏腕弁護士としての姿ではなく、新しい事務所の扉のたてつけに苦戦したり、家賃を払えるかどうかも心配と言って、訪ねてきた後輩に食事をせがむなど新米事業主としてのコミカルな姿が描かれた。

毎回様々な離婚ケースを通じて、ウンギョンとユリが「グッドパートナー」になっていく様子が本作の見どころのひとつだが、今回のエピソードからは同じ会社の上司部下という肩書が外れ、プライドを気にせずに打ち明けられる信頼の置ける師匠と弟子のような関係が描かれ、相互に依頼人を紹介するなど微笑ましい場面が目白押しだ。二人の師弟関係にほっこりさせられたのもつかの間、ラストでは厳しい顔つきで向かい合い、法廷で戦おうと宣戦布告するただならぬ雰囲気の二人が次回への期待をぐっと高め、全国視聴率は15.7%、瞬間最高視聴率は21.2%(ニールセンコリア調べ)を記録した。


「グッド・パートナー」最高視聴率21.2%で週間視聴率1位、次回シン・ソユルとイ・テソンが登場

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■第15話あらすじ

妊娠を望んでいるのに夫が夜の営みに消極的だからと離婚相談にウンギョンの事務所に訪れたソンヒ(シン・ソユル)。一方、ユリのもとには妻が毎晩のように夜の営みを求めてくると離婚相談に訪れたジニョク(イ・テソン)。双方は示談ではなく訴訟まで行くつもりで、いち早く訴状を送りつけ自分が原告になろうと躍起になっていた。ウジンはウンホが悩んでいる様子に気づき、酒に付き合う。ユリを見ているうちに自分が果たしてこのままでいいのか悩み始めたウンホに対して、しばらく休暇を取ってみてはどうかと提案したウジン。一方、食事に行こうと誘いに来たユリに、相変わらず食事をせがみ、離婚弁護士は紹介と常連がつかないから営業が難しいと愚痴をこぼすウンギョン。この時二人は、互いに同じ夫婦の弁護を引き受けたことを知らなかった。

タッチの差で受理が遅れて被告側になってしまったソンヒ。ウンギョンは夫側の代理人がユリだと知り、ソンヒのセックス中毒を指摘するユリの訴状が未熟だと笑うが、声を変えてユリに電話をかけるなど探りを入れ始める。休暇を取ることをウンホから聞かされたユリはメールを送り返事を待つが、連絡してきたのはウンギョンだった。妻側の代理人がウンギョンだと知って驚くユリだが、セックス中毒を立証できると自信を見せ、ウンギョンへの態度にも線を引き始めた。ユリの一丁前の態度にイラッとしたウンギョンはウジンを呼び出して愚痴をこぼすが笑われてしまう。ウジンは肩の荷が降りた彼女に安心しながらも、新しい職員を雇うべきだとアドバイス。

始まった調停では、互いに性生活の拒否と中毒を主張して争われたが並行線を辿り、法廷に持ち越しに。互いに厳しい表情で火花を散らせるユリとウンギョン。ウンギョンは調停で初めて産婦人科の話が出てきたことで、彼女が子どものできにくい体であることを知り、彼女が夫に対して誤解を抱いていることに気づく。確認のためにユリ二電話をかけようとしてためらうウンギョンだが、直接ユリが事務所までやって来た。双方の代理人としてぎこちない空気が流れる中、ユリもジニョクの話を聞いて争点がずれていると指摘。夫婦間で子作りに対する決定的な誤解と対話不足があることに気づいた二人は、お節介を焼くべきかどうか悩むも答えが出ず、仕事を忘れて食事をすることに。ユリがふと、なぜウンギョンが結婚したのか尋ねると、「一人でも生きていけそうな私が、いないと生きていけないぐらい好きだと思える人だったから」という意外な答えが返ってきた。逆に近況を聞かれて強がるユリだが、休暇で故郷に帰省しているウンホが気になって仕方ない。

結局、夫婦で話し合う場を設けた二人。経済的な不安から妊娠を望んでいなかったジニョクの本音と、妊娠しづらい体のせいで失望させたと思っていたソンヒのお互いへの誤解が解けるが、結局二人は妊娠への価値観の不一致で離婚を決意し示談で解決を迎えた。二人がやり直せると期待していたユリは落胆するが、ウンギョンが言った通り、わだかまりの原因が解けた夫婦は手をつなぎながら法廷を出ていった。遅れてオフィスに戻ったユリを待ち受けていたのはウンホが退職するというショッキングなニュースだった。相談してくれなかったことに対する寂しさや、一方的に愚痴ばかり聞いてもらった申し訳無さと、戦友を失う喪失感にただただ見送ることしかできないユリ。

新たにウンホが出勤したのはなんとウンギョンの法律事務所だった。ウジンに薦められて故郷に帰っていたウンホを直接訪ねたウンギョンは、独立してうまくやれると思ったが営業力が足りなかったと言ってスカウトしていたのだ。定時なると帰ってしまうウンホはやる気がないと思われていたが、実は全て依頼人のために示談の段階で案件を解決していて、ウンギョンの法律事務所の理念にもぴったりの優秀な人材だった。彼のお陰でSNSでの営業もスタートし、ようやく軌道に乗り始める個人事務所。入社祝いをしていた二人のもとに訪れたのはウジンとユリだった。気まずいウンホとユリを残して下手な演技で出ていってしまう二人。実は互いに自分の気持ちに鈍感な二人に見かねてウンギョンとウジンが仕組んだお節介だった。帰り道で別れたユリは、ふと毎日食事をしていた日々や、優しさに溢れるウンホの一挙一動、そして、「いないと生きていけないぐらい好きだと思える人だったから」というウンギョンの言葉を思い出してウンホを呼び止めると、思いっきり抱きついて告白。

その頃、ウンギョンの法律事務所には予想もしない人物が現れた…。





■見どころ・感想など

前回、ウンギョンとユリの微笑ましい師弟っぷりが存分に描かれたが、第15話ではなんとその二人が原告側と被告側に別れて対立する展開に。厳しい表情で火花を散らせる場面が描かれた予告編では、せっかく信頼関係が深まった二人の関係が悪化するのではと危惧する視聴者も多かったに違いないが、実際にはウンギョンが声を変えてユリに探りの電話をかけたり、対立する弁護士同士よそよそしい態度になったかと思いきや、夫婦の誤解に関する見解が一致すると一気によそよそしさが吹っ飛ぶなど、二人の大人気ないチャーミングな面が全編にわたって描かれた。

円満に案件を解決させた二人だが、直後に視聴者を驚かせたのはウンホの退職だった。ユリとの関係はどうなってしまうのか不安がよぎった直後に、ウンギョンの法律事務所で働き始めるという心躍る展開と、大人げない師匠ウンギョンの小粋なお節介のお陰で二人が遂に結ばれる胸アツ展開で締めくくられた。

残すは最終回だが、なんとオ代表が自身の離婚の弁護を依頼に来るというまたしても予想外の展開で、視聴者の好奇心を掻き立て、全国視聴率は16.7%(ニールセンコリア調べ)を記録した。次回予告では、ウンギョンの「元夫」ジサン(チ・スンヒョン)が再登場するほか、早くもユリのもとにウンホのポストを継いだ新米弁護士(コ・アソン)が登場し、先輩としてのあり方に悪戦苦闘するユリの姿も描かれ興味をそそる。



【9月14日視聴率TOP10】ミニシリーズ「グッド・パートナー」1強、最終回コ・アソンが新弁護士役で登場

第16話(最終回)は、9月20日22時00分より放送。気になる次回予告は以下で視聴できる。但し、日本語字幕なし。

YouTube|第16話予告

「グッド・パートナー」は、SBSにて毎週金土曜日22時から放送する。

YouTube|SBS金土ドラマ「グッド・パートナー」予告動画
「グッド・パートナー」公式番組サイト

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【作品詳細】【「グッド・パートナー」を2倍楽しむ】