小池栄子主演「ムショラン三ツ星」音楽&主題歌決定 Chilli Beans.が“更生と祈り”を描く新曲を書き下ろし

05月08日08時00分ドラマ

5月23日よりスタートするNHK土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」の音楽・主題歌情報が解禁された。主演を務めるのは小池栄子。刑務所を舞台に、“食”を通じて人の再生を描く異色の社会派コメディーとして注目を集める本作を、豪華アーティスト陣が音楽面から支える。



「ムショラン三ツ星」は、高級イタリアン店の天才シェフ・銀林葉子(小池)が、思わぬ事情から男子刑務所の管理栄養士として働くことになる物語。料理初心者の受刑者たちと向き合いながら、「人は本当に変わることができるのか」というテーマに挑んでいく。

SHINCO×Rachelが“90年代HIPHOP”でドラマを彩る
劇伴を担当する一人目は、ヒップホップグループ スチャダラパー のDJとして知られるSHINCO。1990年代HIPHOPを踏襲したポップでどこか懐かしいサウンドが、ドラマ全体に軽快なグルーヴ感をもたらすという。

さらに、その楽曲にラップボーカルとして参加するのが、人気ラップユニット chelmico のメンバーとして知られるRachel。メインテーマ曲では「Food can change the world!(食がこの世界を変える!)」という印象的なフレーズを軸に、キャッチーなラップを展開する。

SHINCOは「さまざまなアーティストとの活動や映画、テレビドラマへの楽曲提供を続けてきた経験を生かした」と紹介されており、近年では小沢健二との共作曲「ぶぎ・ばく・べいびー」でも話題を集めた。

「とと姉ちゃん」遠藤浩二が“刑務所レシピ”のような音楽を制作
もう一人の劇伴担当は、数々の映画・ドラマ音楽を手がけてきた作曲家遠藤浩二。NHKでは「とと姉ちゃん」「雲霧仁左衛門」シリーズなどでも知られる存在だ。

遠藤は今回の音楽について、「少し不思議な“刑務所レシピ”のように作り上げました」とコメント。葉子のバックボーンであるイタリアンシェフとしての感性をベースに、コミカルさや人間味、優しさを“隠し味”として加えたという。

さらに、「笑いと切なさ、そして愛情を隠し味にして、聴き終わるころには、なぜかお腹と心が少し温かくなる。そんな一皿のようなサウンドトラックを目指しました」と語り、本作のヒューマンドラマ性を音楽でも支える意気込みを明かしている。

主題歌はChilli Beans.新曲「breath」
主題歌を担当するのは、3ピースバンドChilli Beans.。書き下ろし新曲「breath」が、本作の世界観を象徴する一曲となる。

メンバーは、脚本を読んだ瞬間に「明確なイメージが湧いた」と明かし、「シビアで儚くも強い。悲しみや寂しさには希望が混ざっているからこそ、人は苦しくも強くもなれるのかなと思いました」とコメント。

楽曲タイトルの「breath」には、“暗い水の底から、水面に差す光へ向かって息をする”というイメージが込められているといい、「ドラマも楽曲も、その交わりも楽しみ」と期待を寄せた。

“刑務所×料理”で描く異色の社会派コメディー
「ムショラン三ツ星」は、刑務所の限られた予算と環境の中で、葉子が受刑者たちとともに食事作りに奮闘する物語。1日3食で543円という厳しい食費の中、「七夕カレー」「イカフライレモン」「激ウマドーナツ」など、創意工夫を凝らしたメニューが登場する。

しかし、出所した受刑者が再犯で再び逮捕される出来事をきっかけに、葉子は“食を通じた更生”という大きなテーマに向き合うことになる。

共演には中村蒼、ともさかりえ、関口メンディー、小坂菜緒、生瀬勝久、國村隼ら豪華キャストが集結。語りはヒコロヒーが担当する。

土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」は、5月23日よりNHKで毎週土曜22時から放送。全5話予定となっている。

NHK「ムショラン三ツ星」