「素晴らしき新世界」“韓ドラオタク歓喜”の小ネタ連発 「屋根部屋のプリンス」「チャングム」まで総動員
Netflixで配信中のSBS金土ドラマ「」が、“韓ドラ好きほどニヤリとする”メタ演出の数々で話題を集めている。
「素晴らしき新世界」(멋진 신세계)は、300年の時を超えて21世紀に不時着した朝鮮時代の悪女カン・ダンシム(イム・ジヨン)と、“悪質財閥”チャ・セゲ(ホ・ナムジュン)が繰り広げる“嫌われ関係ロマンス”。
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8日に放送された第1話では、タイムスリップや憑依、財閥ロマンス、時代劇パロディなど、韓ドラファンにはおなじみの要素が次々と登場し、SNSでも「韓ドラネタが多すぎる」と盛り上がりを見せた。➡【5月8日視聴率TOP10】
特に劇中では、「屋根部屋のプリンス」「イニョン王妃の男」「宮廷女官チャングムの誓い」など、人気韓ドラのタイトルが直接登場。韓ドラファンなら思わず反応してしまう“オマージュ祭り”となっている。
■カン・ダンシムの正体を見破った巫女
※以下、タイトルクリックでさらに詳しい情報が確認できる。
・「千年の愛」
1400年前の百済(ペクチェ)の王女が現代にタイムスリップするファンタジー・ラブロマンス。主演はソン・ユリ、ソ・ジソプ。
・「屋根部屋のプリンス」
朝鮮時代の王世子が、臣下たちとともに300年後の現代ソウルへタイムスリップ。世子嬪の死の真相と運命の愛を描いた名作ファンタジーラブコメ。主演はパク・ユチョン、ハン・ジミン。
・「イニョン王妃の男」
朝鮮時代のエリートが時空を超えて現代へ。イニョン王妃役を演じる売れない女優と恋に落ちるファンタジック・ロマンス。
また、自分が別人に憑依したことを知ったダンシムが口にした「花様年華」という言葉も印象的だ。
「花様年華」は“人生で最も美しく輝く瞬間”を意味する言葉。韓ドラファンならユ・ジテ&イ・ボヨン主演の「花様年華~君といた季節~」を、K-POPファンならBTS(防弾少年団)のアルバムシリーズを思い浮かべた人も多いのではないだろうか。もともとはウォン・カーウァイ監督による香港映画のタイトルとしても知られている。
■“韓ドラオタク”な外国人投資家も登場
チャ・セゲのビジネスに投資を検討する外資系女性役員は、CMオーディション会場で韓服姿の女性たちを見て大興奮。どうやら筋金入りの韓ドラファンらしく、往年の名作時代劇タイトルを次々に口にする。
・「宮廷女官チャングムの誓い」(原題:大長今)
料理人から王の主治医にまで上り詰めた女性チャングムの波乱万丈な人生を描いた韓国時代劇の金字塔。主演:イ・ヨンエ。
・「ホジュン 宮廷医官への道」
“朝鮮随一の名医”と呼ばれた実在の人物ホ・ジュンの生涯を描いた大ヒット時代劇。主演:チョン・グァンリョル。
・「女人天下」
朝鮮三大悪女の一人チョン・ナンジョンら女性たちの熾烈な権力争いを描いた歴史超大作。主演:カン・スヨン。
■“良妻賢母アピール”を一刀両断
許蘭雪軒(ホ・ナンソロン)と申師任堂(シン・サイムダン)は、どちらも朝鮮王朝を代表する才女。しかし、その描かれ方は対照的だ。
許蘭雪軒は、『ホン・ギルドン伝』で知られる許筠(ホ・ギュン)の姉で、朝鮮初の詩集『蘭雪軒集』を残した天才詩人。女性としての自由を求めながらも、不遇な結婚生活や子どもの死に苦しんだ“悲劇の天才”として知られる。ドラマ「ホ・ギュン 朝鮮王朝を揺るがした男」にも重要人物として登場した。
一方、申師任堂は韓国の5万ウォン札の肖像画にもなっている“良妻賢母の象徴”。芸術家としても優れ、現代韓国でも最も尊敬される女性の一人だ。ドラマ「師任堂(サイムダン)、色の日記」では、イ・ヨンエが13年ぶりにドラマ復帰したことでも大きな話題となった。
さらに劇中では、「匹夫匹婦(ひっぷひっぷ)」という四字熟語も登場。『論語』に由来する言葉で、“取るに足らない平凡な人間”という意味を持つ。韓国時代劇ではこうした漢文由来の四字熟語が頻繁に使われるだけに、韓ドラファンにはおなじみの表現とも言える。
SNSでは「韓ドラネタ多すぎて忙しい」「屋根部屋のプリンスが出てきた瞬間笑った」「韓ドラオタク向けドラマすぎる」といった反応も続出。今後もどんな韓ドラオマージュや“あるあるネタ”が飛び出すのか、注目が集まりそうだ。第2話は9日(土)21:30からSBSで放送、その後Netflixにて独占配信される。
この回の詳しいあらすじと見どころは、【「素晴らしき新世界」を2倍楽しむ】で紹介する。ここでは、キャスト・キャラクター徹底解説や制作発表会レポートなどドラマを深掘りしていく。