亡きとと(西島秀俊)の愛で かか(木村)と祖母(大地)が仲直り?「とと姉ちゃん」第6週詳しいあらすじと見どころ、予告動画

2016年05月14日09時20分ドラマ
(C)NHK

母・君子(木村多江)と祖母・滝子(大地真央)が喧嘩別れして3か月!常子たちの学費の本当の出所が分かったために、さらに険悪な状態になる2人だったが、亡き父・竹蔵(西島秀俊)のおかげでついに和解成立!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(5/9~14)第6週「常子、竹蔵の思いを知る」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。

※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】

とと第5週では、葉っぱのあんちゃんこと帝大生・星野武蔵(坂口健太郎)の正体が明らかになり、何やら常子(高畑充希)とのロマンスも予感させる展開もあった。ゴールデンウィーク中の5日の平均視聴率も、22.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と相変わらずの高視聴率。4月4日の初回放送以来、一度も視聴率20%を割っていないというのはお見事!果たして、第6週以降もこの勢いは続くのか?
気になる第6週では、やっと母・君子(木村多江)と祖母・滝子(大地真央)の和解が描かれる。そんな中で君子の名前の由来が明かされることになる。たしか第1週(第4話)でも君子の名前の由来が、竹蔵から語られたが、果たしてまた別の由来があるのか?

さて、「とと姉ちゃん」で一躍“時の人”となった大橋鎭子(しずこ)。洋泉社より彼女の名作エッセイ『大橋鎭子さんが教えてくれた「ていねいな暮らし」』が発売されている。本作は、婦人誌『暮しの手帖』に今も連載されている彼女の名作エッセイ『すてきなあなたに』に感銘を受けた8人の女性が登場し、大橋さんへの思いを寄せている。

【第6週(2016/5/9-14】
とと■第31話(月)
常子たちが森田屋に居候し始めて3か月。常子(高畑)や鞠子(相楽)たちは、少しずつその生活になじんで、料理にも興味をもっていった。母・君子(木村)も森田屋の仕事に慣れて、バランのデザインをしたり、自分らしさをだしてきたが、祖母・滝子(大地)との関係は変わらず険悪なまま。滝子が常子を清と結婚させて青柳家を継がせようとしていることを常子が知れば、家族のためにそうすると考えた君子は、真相を話そうとはしなかった。美子(根岸姫奈)そんな事情お構いなしに、滝子やまつ(秋野)に甘えておやつをもらったりしていた。
君子と同じく森田屋のまつ(秋野)と息子の宗吉(ピエール)も卵焼きをめぐり、親子けんかが絶えない。何とか関係を修復させようと悩む常子だが、ふとしたことから隈井が出してくれていると思っていた常子たちの学費は、滝子からの援助だったという秘密を知ってしまった。

とと■第32話(火)
学費を援助していたのは隈井(片岡)ではなく、祖母・滝子(大地)だった。常子(高畑)は、次女の鞠子(相楽)と同級生の綾(阿部)に相談し、母・君子(木村)の気持ちを考え、秘密にしておくことに。一方、綾からも両親から縁談の話をされたと相談を受け、どんな男性が好きかと訊ねられ、星野(坂口)や清(大野)ら身近に父親以外の男性の知り合いがいる常子をうらやましがった。
亜矢と別れた常子は、隈井(片岡)になぜ、滝子(滝子)が学費を出してくれたのかと問い、隈井は仲直りしたいからに違いないと。
そんなある日、君子は隈井に学費を返そうと居酒屋に向かう。酔っ払った隈井は、酒の勢いもあって「おかみさんに返す」とつい口にしてしまった。真相を知った君子は、一人で滝子の元へ駆け込むのだが…。

とと■第33話(水)
学費の援助を滝子(大地)に怒り、援助を断る君子(木村)。滝子が将来、今も常子(高畑)を清(大野)の嫁にして青柳家を継がせようと目論んでいると思う君子は、自分ひとりの力で常子たちを養うからもう関わらないでほしいと立ち去った。滝子との喧嘩の原因を聞く常子に、清との縁談のためとはどうしても言えなかった。その後君子は昼夜問わず働いた。そんな君子を常子と鞠子(相楽)たちは心配するばかり。常子たちは君子を助けるために店の手伝いで忙しく、美子(根岸)を遊んであげられない。滝子からおやつがもらえくなった美子は友達とも遊んでもらえずひとりぼっち。
そんな折、浜松で世話になった染工会社社長の杉野(田山涼成)が青柳商店を訪ねてくる。君子や滝子の内情になぜか詳しい杉野。常子がその理由を聞くと、杉野は今まで伏せていた父・竹蔵(西島秀俊)の秘密を語り始める…。

とと■第34話(木)
杉野(田山)から聞かされた秘密とは、父・竹蔵(西島)のことだった。竹蔵も君子(木村)と滝子(大地)を仲直りさせたいと考え、15年前に出張の際に青柳商店を訪ねたことがあった。滝子に追い返されてしまったが、竹蔵は浜松にかえってから月に一度、家族のことをつづった手紙を送っていたのだという。それで、滝子は自分たちの好みを知っていたのかと鞠子(相楽)は合点がいった。
竹蔵の思いを知った常子(高畑)は、青柳商店へと駆け込んだ。だが、滝子の態度はそっけない。門前払いをされても土下座して、君子ともう一度話をして欲しいと頼んだ。部屋に通された常子は、父亡きあと、自分が父親代わりになって妹たちを女学校に入れて嫁に出すという目標を立てたことを打ち明け、自分は学校をやめてはたらくから、妹二人分の学費だけ援助してもらえないかと頭を下げた。
隈井が、君子と滝子が仲たがいした理由を教えてくれた。そして、学費の援助を受けることで常子が取り上げられると、君子が誤解していることも。滝子は、学費の援助も常子を清の嫁にしようとしたことも常子たちのためだと思ったからだと説明。常子は母も祖母も自分のことを考えてくれたことをうれしいと泣きだし、仲たがいの原因が自分にあることが悲しいと泣いた。恨んでいないかと聞く滝子に、憎むはずはないと答えた常子。滝子は竹蔵からの手紙を見せ、これを君子に届けてほしいと常子に頼んだ。

とと■第35話(金)
滝子(大地)の元に届けられていた、竹蔵(西島)からの手紙。それは小橋家のささいな日常をつづった「小橋家通信」というものだった。15年前から亡くなるまで毎月送っていたらしい。滝子は手紙のおかげで君子(木村)への気持ちが変わり、自分が間違っていたことに気づいたのだと常子(高畑)に言づけた。そして、もう一度きちんと話し合う機会が欲しい。一緒におみくじを引いたお寺に来てほしいと。君子もまた今まで滝子の言動が自分の思い過ごしだったと悟った。和解しようと、お寺に急いだやさき、川べりで一人きりで遊ぶ美子(根岸姫奈)が誤って水に落ちてしまった。偶然、滝子や常子たちが目撃。常子はすぐに川に飛び込んで美子を助けた。
気が付いた美子は君子に謝り、一人で寂しくて行くところがなくて川にいたと、危険な川で遊んでいた理由を話した。美子が川べりで一人で遊んでいた理由を聞き、常子は妹の面倒を見きれずにいたことを反省。滝子も美子に謝り、またおやつを挙げるから遊びにおいでと。君子も素直に滝子に謝った。

とと■第36話(土)
溺れる美子(根岸)を間一髪で助けた常子(高畑)。青柳家でほっと一息ついた常子たち4人。隈井(片岡)、清(大野)と話し込むうち、話題は父・竹蔵(西島)の生前、家族でした百人一首の話になり、みんなで百人一首をやることに。常子が自分の名前の由来の札と、母・君子(木村)の札を読み上げた。(参:第1週:第4話)すると、隈井が君子の名は別の札が由来だと教えた。その札は、「君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」(藤原義孝、50番)、恋しい人を想う歌。いぶかしがる君子に、滝子(大地)が身ごもった時の話をしてくれた。体を悪くして出産を止められた滝子は、わが子に会えるなら自分が死んでもいいとまで決心して出産に踏み切った。だが、いざ我が子が産まれると、この子のために長生きしてそばにいたいと思うようになり“君子”と名付けたと。改めて母の深い愛を知った君子は、部屋に入ってきた滝子に素直に謝った。滝子はお互いさまと笑顔で返し、200通もの手紙をくれた竹蔵への感謝の気持ちも込めて、学費の援助をさせてほしいと申し出て、君子はありがたくこれを受け入れた。急激に距離を近づけるのもどうかということで、小橋家は相変わらず森田家で暮らすことに。
君子と滝子は仲直りし、みんなで始めた百人一首では、2人が凄腕を競った。そんな様子を物干し台からのぞき見していたまつ(秋野)が家族に話し、富江(川栄)の提案で「卵焼き問題」で険悪だった宗吉(ピエール)とも仲直り。滝子と喧嘩の原因も家族に話した。その原因とは、越してきて間もないころ、まつが気取って卵を丁寧に言おうと“おたまご”といい、これを滝子が大笑いしたというたわいもない話だった。

■キャスト(実在人物名)NHK番組公式サイト<相関図>
【家族と戦前知り合う人物】
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
常子の祖母、材木問屋女将、青柳滝子役:大地真央
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
 2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
NHKオンデマンド