テレビ愛知「宮廷女官チャングムの誓い」第6-10話あらすじ:追放処分~呪いの札

2021年04月22日10時25分ドラマ
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テレビ愛知(月~金あさ9時30分~10時30分)で4月23日(金)から放送するイ・ビョンフン監督×イ・ヨンエ主演の名作史劇「宮廷女官チャングムの誓い」(全54話)第6話~第10話のあらすじを紹介、U-NEXTなどでも全話配信中だ。



「宮廷女官 チャングムの誓い」は、厳しい身分制度の時代に不幸な家庭環境に生まれた主人公チャングム(長今)が、シリーズ前半は宮廷料理人として、後半は女医として活躍し、「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの波乱の半生を描いた作品。【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】で各話の詳しいあらすじと見どころ、時代背景、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
ソ・チャングム(ソ・チョンス)役:イ・ヨンエ
 (子役:チョ・ジョンウン)
チャングムの父チョンス役:パク・チャンファン
チャングムの母パク・ミョンイ役:キム・ヘソン
ミン・ジョンホ(チョンホ)役:チ・ジニ
チェ・グミョン(クミョン)役:ホン・リナ
中宗王役:イム・ホ
チャングムの養父カン・ドック役:イム・ヒョンシク
チャングムの養母(ドック妻)役:クム・ボラ

■第6話 追放処分
18歳になってもチャングムは相変わらずの好奇心と行動力とで、さまざまなことに挑戦してはチェ尚宮にしかられる毎日を過ごしていた。その頃、中宗の誕生祝に明より錦鶏が贈られ、調理するまでの間、グミョンがその管理を任される。ところが、グミョンがこの錦鶏を逃がしてしまう。チャングムはグミョンに手助けを申し出、夜、一緒に宮中を抜け出す。グミョンと別れて錦鶏を探し、チャングムは万一に備え、トックにも錦鶏探しを依頼し、申の刻(午後4時ごろ)錦鶏が入手できることに。グミョンと合流する約束の時間は酉の刻(午後6時ごろ)。ところが錦鶏を探したチャングムは、瀕死の重傷を負った武官を見かけ、手当てをしているうちにグミョンとの待ち合わせの時間に遅れてしまう。
“聡明で無謀な性格”が災いして今回も大変な目に遭うチャングム。チャングムが助ける武官こそが今後のチャングムの人生に大いに絡んでくる人物。果たしてその人物とは?

■第7話 失意の日々
宮中を抜け出した罪で捕らえられたチャングムは、チョン最高尚宮とハン尚宮の必死の取り計らいで、宮中追放処分は免れ、配置換えとなる。新しい配属先は菜園。菜園とは王宮の隅にある薬草畑で、異国の香辛料や薬草の栽培を試みるところ。しかし今まで栽培が成功したことはなく、罪人や見捨てられ女官が送られる見捨てられたも同然の場所。菜園近くには護衛部隊の練兵場があり、菜園に向かうチャングムは過日傷の手当てをした武官ミン・ジョンホとすれ違う。傷から回復し職場に復帰したジョンホは、手当てをしてくれた命の恩人である女性の落し物、ノリゲ(着衣につける飾り)を大切に持っていた。菜園では誰一人働いておらず、チャングムは責任者チョン・ウンベクから「何もしないことが仕事だ」と言い渡される。
チャングムが追いやられた菜園とは、見捨てられた者たちの溜まり場、いわゆる窓際族たちの集まり。だが、“転んでも只では起きない”チャングムはこの菜園で多くのことを学び、医食同源の思いをますます強くすることになる。ここでやる気のないチョン・ウンベクが、チャングムと出会いどう変わっていくのかに注目。

■第8話 女官への道
ウンベクに逆らい、貴重な薬草キバナオウギの栽培に成功したチャングムはその功績が認められ、菜園から水剌間に戻れることに。チョン・ウンベクの使いで書庫へ立ち寄ったチャングムは、ミン・ジョンホと初めて言葉を交わす。女官正式採用を決める料理の試験まであと7日。懸命に遅れを取り戻そうと勉強するチャングム。試験は筆記試験と実技の2段階に分かれていた。筆記試験では料理名を当てる問題で、早い順に、その食材を選ぶことができることになっていた。筆記試験を一番で正解したグミョンは最善の食材を獲得。下ごしらえを済ませ、課題の料理は翌日作ることになった。夜中、ヨンセンと一緒に復習を兼ねて料理場を訪れたチャングムは、自分の食材の一部である貴重な小麦粉がなくなっていることに気付く。
さあ、いよいよ意識のあるミン・ジョンホとチャングムが出会う。この書庫でチャングムは帰り際にあるものを見つける。助けた武官がジョンホだったこと、助けてくれたのがチャングムだったこと…さあ、二人がお互いに気づくのはいつになるのか?そして、小麦粉のないチャングムはどうするのか?

■第9話 最初の料理
女官正式採用をかけた料理試験の結果、首席はグミョン、支給されたもの以外の食材を使ったチャングムは落第を言い渡されてしまう。そこへ試験の見学に皇太后が現われる。チャングムの料理を味見した皇太后は、その味だけでなく、小麦粉を無くし白菜で饅頭を包んだ機転と知識に感心し、チャングムの落第を取り消させる。
晴れて女官となるチャングム。「女官たちは王様のものであり、王様への裏切りは命をもって償うこと」、これが女官の誓い。チャングムはその重さをかみ締めながら、自分の母親の恨みを晴らすことを誓う。
ハン尚宮(サングン)はお祝いとしてあるものをプレゼント。ハン尚宮がチャングムにプレゼントしたものは何か?トックの妻は里帰りしたチャングムに「母代わり」として訓示。チャングムは母の墓参りを済ませ、宮廷に戻り女官としての生活を始める。その頃、追っていた女密偵が捕らえられジョンホが聴取。女密偵から、自分の怪我の手当てをした女性が錦鶏を持っていたことを聞き出したジョンホは、錦鶏を手がかりに、自分の命の恩人を見つけようとする。王の狩りに同行し、野営の水剌間(スラッカン)で食事を作ることになったチャングムたち。しかし味見をしたハン尚宮(サングン)らが倒れてしまう。
チャングムを助けた皇太后はチェ尚宮を寵愛している王の母。しかしながらなかなか公正な人物として描かれている。今後も要所要所で顔を出すので覚えておこう。
また、チャングムを引き取った当初は、邪魔者にした養母だが、宮女となってからはすっかり母気取り。初里帰りから宮殿に戻る際には、お土産の料理まで持たせる気の使いよう。もっとも、それにかかった費用は返せというしたたかさも…。ともかく、養父母の登場は何とも癒しのキャラとなっているが、その養父を守るためにチャングムは大変な思いをする。


■第10話 呪(のろ)いの札
王はグミョンとチャングムの作った冷麺に満足し、王の護衛部隊として同行していたジョンホも二人の活躍を知る。ジョンホはチャングムに声を掛け、グミョンは自分の憧れの人ジョンホとチャングムが知り合いであることを知る。
一方、食材の管理を怠った罰として退膳間への出入りを禁じられたミン尚宮らに代わり、チャングムが退膳間の手伝いをすることに。退膳間こそは、母の料理日誌が隠されている場所とあって、チャングムは浮き足立つ。何かと口実を作っては退膳間に出入りするチャングムの様子を怪しむヨンセン。
その頃、チェ一族はある陰謀に加担していた。そしてグミョンに、懐妊している妃のお腹の子供を女の子に変える呪いの札を退膳間に隠すように指示した。ところがグミョンが隠したはずの呪いの札が明るみに出、チョン最高尚宮が調査を開始、夜中に退膳間に出入りしていたチャングムに、その嫌疑がかかる。
幼い頃から一筋にジョンホにあこがれていたグミョンが、チャングムと知り合いだと知ってショックを受けるグミョンは「二人きりでいると誤解されるから用心したほうがいい」と牽制する。いよいよラブラインの方も動き出すので、今後はそんなグミョンの心の動きに注目。チェ一族は過去に9代王の母・仁粋大妃(表朝鮮王朝系図参照)に毒を盛る場面をミョンイ(チャングムの母)に見られたが、今度は王妃の胎児を女に変える呪いをかけていた。

テレビ愛知「チャングムの誓い」番組公式サイト
 2021.04.16スタート 月~金9:30-10:30
U-NEXTにて見放題!


kandoratop【作品詳細】【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】